カイロプラクティックのボランティア(災害ボランティア報告2)

みなさん、こんにちは
西口店中北です

今日は、7/24に福島県白河市へボランティア施術に行ってきたので、その模様をお伝えしようと思います

今回のボランティアは、骨格屋に来院されている被災者の方の紹介で実現したものです

通常、このようなボランティアはなかなか受け入れてもらえません

日本ではまだカイロプラクティックの認知度が低いため、どのようなことをするのかがはっきりとわからないことがその原因の一つだと思います

また、カイロプラクターは国家資格ではなく、統一基準も無いため、各カイロプラクターのスキルが判別できず、医療が整っていない現場での受け入れが難しいのかもしれません

今回は、事前に市役所に話を通してくれていたので、スムーズに話が進み、実現することができました

前回の宮城県山元町もそうなのですが、私が所属する日本カイロプラクターズ協会(JAC)がボランティアをサポートしてくれているので、数人のチームで行動ができ、一人一人の負担が軽減されるので、長期的なボランティアが可能となっています

今回、先遣隊として行動を共にしたのは、
Wecare chiropracticの吉川先生と、
山本カイロプラクティック研究所の山本先生

吉川先生は藤沢、山本先生は杉並なので、朝は早かったと思いますが、私は大宮から新幹線に乗車するので、幸いなことに起床は5:15(後で聞いたところによると、吉川先生は5:30に電車に乗られたそうです)

それから7:00過ぎの新幹線で合流し、新白河駅で下車、東北本線を乗り継いでお隣の白河駅に到着したのが8:20でした

そこから車で約10分移動し、白河総合運動場にある仮設住宅に到着です

集会所で施術を行いました
看板を設置し
カイロ・テーブルをセットして、準備OK

なんて手際よくはできず、準備をしている段階で数名の方が来られたので、あわててスタート

看板は途中でぶら下げ、室内の写真は最後片付ける前に撮影したものです

白衣に着替える暇もなく、私服で施術を行いました

この日は全体で20人程の方に施術を行うことができ、喜んでいただけたと思います

その反面、仮設住宅の現状を目の当たりにして、決して満足できる状況ではないことがわかりました

壁が薄く、隣の声がほとんど聞こえてしまうこと

部屋が何部屋あっても、各世帯にエアコンが1台で、非常に暑いこと

窓が少なく、湿気がこもりやすいため、結露がひどく、カビやすいこと

壁や屋根の間に隙間があるため、虫などが簡単に入ってきてしまうこと

冬の雪による底冷えが乗り切れるか心配なこと

被災地の報道は徐々に減ってきていますが、現地ではこれからの厳しい冬に対する不安が出てきています

仮設住宅は所詮「仮設」でしかなく、住むには不十分な施設に思えます

私たちカイロプラクターが最も貢献できることは、専門職であることを生かし、「カイロプラクティックを提供する」ことです

しかしそれ以外にも、現地での体験を少しでも多くの人に知っていただき、被災地ではまだ復興が始まったばかりで、継続した支援が今後も必要であることを伝える役目もあると思います

今後も定期的に現地に赴き、施術を行っていく予定です

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川口のカイロプラクティック 骨格屋
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