こんにちは西口店の井口です
先日友人達と出かけた時の事・・・
ちょっと小腹がすいたのでお店に入ろうとした時
友人の一人が
「ちょっと風邪っぽいから車で休んでるよ・・・昨日あんまり寝てないし
というので気になりながらも残りのメンバーでお茶をした後、車に戻って具合を聞いてみると
「汗かいたらすっかり風邪は良くなった
とのこと
そういわれれば風邪を引くと
「あったかくしていっぱい汗かいたら早く良くなるから
というのはよく聞くことがありますが果たして本当に汗をかいたら風邪が治るのでしょうか?
ということで今日は汗と風邪の関係を考えてみましょう!
まずは汗をかくことの効果ですが・・・汗にもいくつか種類があります。
1.温熱性発汗・・・気温が高い時
2.精神性発汗・・・緊張した時などに「手に汗を握る」状態。手のひらや足の裏に出ます。その昔、人間が猿に近かったころ外的から襲われて逃げる時、手や足をしっとり湿らせて木の枝などをしっかりつかめるように汗が出ていたなごりだとといわれています。
3.味覚性発汗・・・辛いものを食べた時にかく汗
と分類されているようですが・・・
実際に風邪の時にかく汗は上がった熱を下げる為の温熱性発汗
ということで風邪の時に汗をかくと熱が下がって風邪が治る
といいたいところですが ちょっと待ってください
そもそも風邪をひいて熱が上がる時には厚着をしても布団をいっぱい掛けても汗をかくどころか寒気がしてがたがた震えていますよね
これは体が一生懸命発熱している状態で、風邪を治すための体の防御反応なんです。
風邪はウィルスの感染によって起こりますが体の中でこのウィルスををやっつけてくれるのが体の免疫反応
そして体の免疫の働き具合は体温に大きく影響されています。
一説には、体温が1度下がると免疫力は約30%下がり、逆に1度上がると免疫力はなんと5~6倍になるともいわれていますΣ(‘◇’*)エェッ!?。
つまり体は風邪のウィルスをやっつけるためにわざわざ熱を出しているんですね
ということは早く風邪を治すためには熱が出て体温が上がったほうがいいということになります。
ただしあまりにも体温が高くなりすぎると逆に体力を消耗してしまうので薬などで体温を下げることが必要な場合もあります。
ちなみに先日子供の予防接種の時に小児科の先生に聞いた、熱が出た時の解熱剤を使う目安は
熱が高くて(おおよそ38.5℃以上)
息づかいが荒くつらそう
食欲がなく水分もとれない
逆に使わなくて良い場合は
熱が高くても水分がとれてすやすや眠っている
機嫌や食欲がさほど悪くない
などだそうです。
ちょっと話がそれてしまいましたが、ここでもう一度風邪を引いた時の体の反応を考えてみると
風邪のウィルスに感染する
↓
ウィルスをやっつけるために体温を上げる
(このときはあまり汗をかかない)
↓
ウィルスをやっつけた!
↓
上がった体温を下げる
(この時に汗をかく)
という感じでしょうか
つまり汗をかくと風邪が治るのではなく
風邪が治って熱が下がる時に汗が出るということですね
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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