自分で自分を助ける精神「自助と日本人」について考える

みなさんこんにちは 骨格屋の増田です。

「大丈夫、また再建しましょう」

これは今回の地震の際、3日目に救助されたおじいさんの言葉です。

私はYouTubeで見ましたが笑顔で自然に出るおじいさんの言葉に「自分達で立ち直るんだ」という、【日本人としての気概】を感じました。

そこで今回は自分で自分を助ける精神「自助と日本人」について考えてみました。

自助とは
「人の助けを期待しないで自分のことはできるだけ自分でやるぞと断固たる決意や行い」のことです。

自助の精神で思い出すのは英国の著述家のサミュエル スマイルズの「自助論」です。
スマイルズは道徳的な慣習が多い国家は国力も強くなり国際的な地位も得て世界から尊敬される国家になると言っておりその主著が「自助論」です。

そこには自学、独立独行、誠実、勤勉、倹約などが格調高く説かれていて本国のイギリスで多大な影響を与えました。

この「自助論」が明治3年に日本でも「西国立志編」という題で翻訳されました。

訳したのは中村敬宇(正直)という儒学者で彼はイギリスに留学して明治維新になり帰国する時、イギリス人の友人が「イギリスではこの本がよく読まれている」と手渡してくれた本が「自助論」でした。彼は帰りの船の中で「自助論」を暗記するほど読みイギリスがなぜここまで偉大なのかが分かりそして翻訳しました。

これが日本でも大ベストセラーになり、いわゆる成人の男子で文字の読める人で読まなかった人はいないといわれるぐらいだったそうです。

当時の日本は「西国立志編」をみんなで読んで自らやらなければいけないということで外国から技術を輸入するときも外人教師を雇うにも全部自腹で行い気がついてみれば日本だけが近代化に成功した唯一の有色人種の国でもありました。

日本を代表する企業トヨタをつくった豊田佐吉も13歳のころ学校でこの本を先生に聞かされ本人自身でも熱心に読んだと言われています。

自助の精神は私たちの大先輩の時から受け継がれてきた気がします。

今回の震災は日本にとってあまりにも大きなダメージですが今こそ日本が一つになって「自分達で再建するんだ!」という自助の精神で頑張っていきましょう。

必ず立ち上がるぞ、そして地震の前の日本を超えてみせるぞ!!
がんばれニッポン、がんばれ東北
最後に『自助論』(サミュエル・スマイルズ)の言葉で終わりにします。
「自分で自分を助けようとする精神こそ、
その人間をいつまでも励まし、元気づける。」
「自分に対して<最良の援助者>になれ。」 

=======================
川口のカイロプラクティック 骨格屋
https://www.kokkakuya.biz/
フリーダイアル
0120-598-249
埼玉県川口市川口3-2-1 リプレ川口一番街2F
予約受付時間/9:30~19:00
定休日/ 不定休
=======================

「自分で自分を助ける精神「自助と日本人」について考える」への2件のフィードバック

  1. 産後の骨盤矯正に興味があり検索してました。 増田さんて…増田さん? せーちゃんは元気ですか? 自助ってすてきな言葉ですね。 まず助かるには助けを求めないと、まわりが冷たいんじゃなく なかなか気づかないときもありますもんね…

  2. ふらのんさん
    コメントありがとうございます。
    カイロプラクティックでは骨盤と背骨の状態を正常にして、その方のもともとある自然治癒力を高める自然療法です。相手に改善してもらうのではなく「自らよくなる力を高める」ということを考えると「自助」に近いと思います。
    これからもいろいろな情報をお届けしますので骨格屋のブログをご覧下さいね。
    ふらのんさんは私(増田)を知っているようですが、この文章ではどなたか分かりません。もう少しヒントがあれば・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です