どうやってやっつけるんだろう・・・」
こんにちは西口店の井岡です
人体の神秘に魅かれ、ヨネゾ博士と一緒にミクロアドベンチャー号に乗って、人体の中へとミクロの冒険を始めたアルボ君
前回は胃酸に溶かされそうになったり、同時にピロリ菌の襲撃を受けたりと色々ありましたが、どうやら無事に逃げることができたようです。
今回は本編の合間です。
ヘリコバクターピロリ菌のことについて少しだけお話します
ヘリコバクターピロリ菌は、生体内の胃の中に住み着いていて悪い影響を及ぼしているため、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの原因のひとつとも考えられています。
感染経路は、はっきりと解明されていませんが、免疫力の低い幼小児期に、主に口を介した感染と考えられています。
先進諸国よりも発展途上国の人の方が感染割合が高いそうです。
感染していても健康であれば問題ないのですが、以前お話したように胃粘液のバランスが崩れると胃炎や潰瘍を引き起こします。
胃の防衛力が弱くなってピロリ菌の攻撃力が勝ってしまうという訳です。
検査で分かります。
ウレアーゼ試験・鏡検・培養などの内視鏡を使用した検査や、採血や検尿・検便・尿素呼気試験などの内視鏡を使用しない検査があります。
ピロリ菌が出すウレアーゼという酵素は胃の中の尿素を分解します。
これによって、アンモニアと二酸化炭素が生成されます。
感染している場合は、この反応によって呼気(吐いた息)に二酸化炭素が多く含まれているという訳です。
「アルボ君、ほれっ、わしの息じゃ、ハァーー
「うぅっ……
抗生物質2種類と、胃酸分泌を抑える薬を一週間服用して除菌します。
除菌率は80%~90%前後のようです。
一次除菌で失敗した場合には二次除菌します。
胃・十二指腸潰瘍と診断された場合は保険適用になるようです。
また、ピロリ菌は胃だけでなく様々な病気(胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、胃がんなど)との関連があるという多くの報告もあります。
一度専門医に相談してみるのも良いでしょう
食事のポイントですが、栄養価が高くて消化に良いものを規則正しく摂ることです
また、刺激物やコーヒー、多量のアルコール摂取は胃酸の分泌を促進して胃に負担が掛かかります
食べ過ぎは良くないため、腹八分目までにしたり、小量に分けて摂ったりするといいでしょう
最後に、胃に優しい食品の一例をご参考までにご紹介いたします。
乳製品は胃粘膜を保護してくれるので、牛乳やヨーグルト(LG21)などが良いそうです
山芋、里芋、オクラなどのネバネバ成分は、胃の粘膜を潤して胃壁の保護や修復してくれるそうです
シリーズ第1話で、よく噛むと色々な恩恵を受けるとお伝えしました。
また過度なストレスは人体に悪影響を及ぼすことが知られています。
バランスの良い食事を、良く噛んで、楽しく食べる
それも大切です
(ん?っていうか今日の博士は何も喋ってないのに…)」
今日のアルボ君は、ピロリ菌の治療のことや食事のことについて理解することが出来たようです。
それでは次回のミクロアドベンチャー本編をどうぞお楽しみに
つづく
=======================
川口のカイロプラクティック 骨格屋
https://www.kokkakuya.biz/
フリーダイアル
0120-598-249
埼玉県川口市川口3-2-1 リプレ川口一番街2F
予約受付時間/9:30~19:00
定休日/ 不定休
=======================