こんにちはもりりんです。
あれだけ暑かったとは思えないほど涼しい(もはや寒いか。。)日々が続いていますが皆さん元気に過ごしていますか。
「もう寒く上着はかかせないわ。」という方もいらっしゃると思いますが、先月までの猛暑に比べると夜の寝苦しさはなくかなり快適になったのではないでしょうか?
ぐっすり寝られますよね。
というわけで、今回は
『寝る子は育つ』と言いますが、本当に寝る子は育つのか?という話題に触れたいと思います。
初めに、人間が成長する過程で体内でどんなことが行われているか?というと
脳の中にある下垂体(かすいたい)というところから分泌される成長ホルモンという分泌物が大きく関わっています。
名前はそのままですね。
この成長ホルモンは絶えず分泌されているわけではなく、主に激しい運動の後や睡眠中に分泌が盛んになります。
成長ホルモンの代表的な働きは成長促進作用と代謝調節作用です。
子供の成長に関して言えば、骨の伸張と筋肉の成長です。
骨が伸びるというと語弊がありますが、幼児期の骨は骨の端が軟骨でできています。この軟骨細胞の分裂や増殖を促すので軟骨の部分が成長しすくすく大きくなっていくんです。
筋肉の元になっているたんぱく質の合成も促してくれるので筋肉も成長していきます。
ですので分泌が不足すると、成長ホルモン分泌不全性低身長症(以前下垂体性小人症と呼ばれていたが、差別的であるとして使用されなくなりましたが。)をおこしてしまいます。
この成長ホルモンは人が眠りにつくと、30分ほどで最初のノンレム睡眠(深い眠り)を迎えますが、この時から約3時間は成長ホルモンが1日の内でもっとも多く分泌される時間とされ、その分泌量は昼間よりもはるかに多いんです。(‘▽’*)ニパッ♪
ということで、人がもっとも成長しているのは寝ている時間ということになり、
『寝る子は育つ』というのは生理学的にも理にかなっていて、本当ということになります。
でも、この成長ホルモンは子供だけにとって大切なものではありません。(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
成長ホルモンには皮下組織への水分保持という大きな働きもあります。美容に関してはお肌の水分を保ち潤いを与える役目です。
さらに、睡眠中に分泌される物質には老化の一因となる活性酸素を無害な酸素に変える働きをもつものもあります。睡眠は細胞の若返りを促す役目も担っていると考えられるそうです。 参考文献「脳とカラダの不思議」より
女性にとってはかなり気になるポイントではないでしょうか。
ですので、大人だから寝なくても平気というわけではなく、睡眠はとっても大切なものなのです。
秋になり快適になった夜を有効活用してしっかり睡眠をとって、元気いっぱい秋を満喫してはいかがでしょうか。
また、急な冷え込みで体調を崩されるかたも多いので、体の冷やしすぎには気をつけて下さいね。
今日も骨格屋ブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、また。
もりりんでした。(・◇・)ゞ
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