シリーズあなたはなぜ痩せないのか?第1回「なんで痩せないんだ!」

こんにちは、東口店の山田です

今回もぽっちゃりさんの永遠のテーマ「ダイエット(またか(笑))」を題材に深~く掘り下げていきたいと思いますので何回かに分けてお伝えしますね。

第一回「なんで痩せないんだ!?

もしあなたが、食べ過ぎないように気を付けている、運動も軽いけれど毎日している、だけど一向に体重・体脂肪が減らないようと嘆いているなら今回のブログは役に立つかもしれません

以前の記事「ダイエット、アラフォーでもがんばるぞ!」でも紹介したように基礎代謝が落ちているのかも知れませんが、実はそれだけではなかったのです

モナリザ仮説

それは、自律神経が肥満に大きく影響しているということです。
今から約20年前、1990年に肥満研究の世界的権威ジョージ・ブレイ博士が「モナリザ仮説」という説を発表しました。
その説とは「多くの肥満者は、交感神経の働きが低い」というものです。
これを英語で表現すると「Most Obesitys kNown Are Low In Sympathetic Activity」となります。
上記の頭文字(Monalisa)を取ってモナリザ仮説と呼ばれています。

普段意識されない自律神経

私達生物が生きていけるのは普段意識しない自律神経の働きがあってこそです。
それによって体温調節や血圧を維持したり、食欲をコントロールできます。(詳しい働きは次の回で)

自律神経には「交感神経」と[副交感神経」の2種類があり、おおまかに言うと交感神経は身体の活動を活発にしてエネルギーを消費しようとします。
一方、副交感神経は栄養を吸収して蓄えようと身体に働きかけます。

モナリザ仮説では、交感神経の働きが低下している人に明らかに肥満者が多く見られたといいます。

交感神経の活動が低下しているグループは、そうでないグループに比べてBMI値や体脂肪率の数値が高いとのこと。

日本の肥満研究の権威、京都大学の森谷敏夫教授は過去にこんな実験を行っていました。

この実験で、交感神経を刺激する唐辛子のカプサイシン、コーヒーやお茶に含まれるカフェインを肥満グループと非肥満グループにとらせてみたところ、肥満グループは身体が熱くもならず、コーヒーを飲んでもどきどきしない。
非肥満者に比べて反応が鈍いことがわかった。

その他にも、自律神経の活動が鈍い人には、冷え症であったり、立ちくらみが起こりやすい、手足が急に熱くなるといった特徴がみられるという。

つまり、同じものを食べても、自律神経の活動が鈍く、エネルギーの消費を促す交感神経がうまく働かなければいくら食事の制限をしてダイエットを頑張ったとしても良い結果は生まれませんよね

それが痩せない理由の一つだったのです。

そこで、次回は交感神経の働きにクローズアップしてみたいと思います。
お楽しみに

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体を自動制御する自律神経 脳の中の司令塔とその通り道

自律神経の通り道

先週に引き続き自律神経について!

前回の体を自動制御する自律神経 交感神経と副交感神経の働き では

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があって、全身のほとんどの器官をうまくバランスをとりながらコントロールしてくれているんでした!

コントロールしているからには実際に指令を出しているところがあり、その指令を伝えるルートが必要です!

最終的には血管や内臓など、全身にこの自律神経はつながっているのですが、その大元になるのは脳の一部 視床下部!

この視床下部は交感神経・副交感神経の機能を総合的に調整しているところです。

そしてそこから先は背骨の中を通って枝分かれしていきます。

背骨の中を通っている神経のうち上と下の部分、つまり首と骨盤の中の仙骨の部分からは副交感神経

その間、胸と腰から出ている神経からは交感神経がつながっています。

つまり脳からコントロールされている自律神経は背骨を通って全身につながっているんですね!・・・これは自律神経に限らないことなのですが・・・

ということは体のバランスが崩れて背骨に歪みが出てくるとどうなるんでしょう?

当然背骨にそって通っている神経にも歪みによるストレスがかかってきます。

さらに歪みによってまわりの筋肉も緊張してくるので、緊張した筋肉がさらに神経にストレスを・・・

こういったストレスは体の正常な機能を妨げることになってしまいます。

ということで体のバランスを整えることは自律神経の為にも大切なんですね!

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体を自動制御する自律神経 交感神経と副交感神経の働き

体を自動制御してくれる自律神経について

今週は、先週の生理痛のなかで出てきた自律神経について

自律神経と聞いて思い浮かぶのは?自律神経失調症などでしょうか?

それでは何となく知ってるようで知らないような自律神経について説明していきます。

自律神経はその名の通り自律して働く神経

つまりいちいちああしよう、こうしようなどと考えなくても、勝手に働いてくれている神経です。

たとえば汗をかいたり呼吸をしたり食べたものを消化してくれるのも自律神経のおかげです。

この自律神経には2種類の交感神経と副交感神経というのがあります。

その働きはよくアクセルとブレーキにたとえられるのですが、それぞれ全く逆の働きをすることでバランスをとっています。

1日のなかでは通常、12時間交代でこの交感神経と副交感神経の力関係が入れ替わるといわれていますがいろんな状況で常にこの2つがバランスをとりながら働いています。

では交感神経と副交感神経の働きをもう少し詳しくみてみましょう。

 

交感神経について

まず交感神経!

この神経は闘争か逃走か?というような緊迫した状況などで大切になります。
こういう状況になると交感神経が強く働き、体が緊急体制をとってくれます。

つまり血圧や心拍数が上がり、筋肉へ行く血液の量を増やします。逆に緊急体制には必要のない消化器官や皮膚への血液の量は減らします。
さらに肝臓や内臓脂肪などから必要なエネルギーまで作り出してくれるんですね。

副交感神経について

次に副交感神経!

この神経は交感神経とは逆に安静にしてリラックスしているときに強く働きます。

血圧や心拍数を下げ皮膚や胃腸に行く血液の量を増やします。
さらに唾液が出るのを刺激して腸の動きも活発にしてくれます。

たとえば子供の手があったかくなると眠たくなったサインといわれますが、これは交感神経が優位な状態から副交感神経が優位な状態に変わることで休む体制になった状態!皮膚への血流が増えて手があったかくなるんですね!

他にも自律神経はホルモンを分泌する内分泌腺も支配しています。
先々週は生理によるホルモンの急激な変化で自律神経のバランスが崩れることがあると書きましたが、逆に自律神経の乱れでホルモンのバランスが崩れることもあるんです!

このほかにも生命の維持に必要な環境を整えるのが自律神経の役目ですので全身のほとんどの器官が自律神経によってコントロールされているんですよ!

じゃあこの自律神経はどこにあるのでしょう

というのはまた来週(^0^)/~~~~

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