消化器官の巧みな連係プレー!膵臓のランゲルハンス島??

こんにちは骨格屋の読書の秋担当のもりぞうです

今日は膵臓について

消化管がコントロールをしている消化腺で最も大きいものが膵臓と肝臓です

膵臓は小腸の保護者的な役割を担っており消化をうまく進行させるための環境消化酵素を提供するとともに、消化酵素そのものもつくります

膵臓からは膵管という管を通して消化酵素を分泌する外分泌機能。
細胞表面の細胞群からインスリンやグルカゴンなどのホルモンを血中に放出する内分泌機能の両方を持ちあわせています

膵液はタンパク質の分解、脂肪の分解、炭水化物の分解など多岐にわたります
よくテレビで芸人さんなどが急性膵炎をおこしてその後激やせしているのをみますが、膵臓はそれ程消化や吸収に大きく関わっているのです

不規則な時間帯で飲食したり暴飲暴食がたたっているのだと思いますが芸能人の方は付き合いも多そうなので大変ですね

少々脱線してしまいましたが膵液にはタンパク質を分解するトリプシン、デンプンを分解するアミラーゼ、脂肪を分解するリパーゼなど多くの消化酵素が含まれ十二指腸に送り込まれる酸性の食べ物を胆嚢から分泌される胆汁と協力して腸内での中和や消化活動をスムースに行う手助けをします。

胃酸は食べものを想像しただけで分泌されますが膵臓は基本的には胃からの食物が十二指腸に送られた刺激をうけて2種類のホルモンが作用するためむやみやたらに消化活動を行いません

またアミラーゼとリパーゼ以外は膵臓内では不活性型なので膵臓自身を消化しないようになっています

また膵臓の内分泌機能で膵臓のランゲルハンス島といわれる細胞群からインスリンとグルカゴンというホルモンを放出して血糖のコントロールをしています。

皆さんもインスリンは割となじみがあるのではないでしょうか。

ランゲルハンス島のB細胞からインスリンが分泌され血液中のブドウ糖をエネルギー源として消費するのを促したり、タンパク質の合成などを行います。

血糖値があがると速やかに分泌されて血糖の調整を行います

グルカゴンはA細胞から逆に血糖値が下がると分泌されます。

この指令によって肝臓細胞に作用してグリコーゲンをブドウ糖に変えて血中に放出して血糖値を回復させます。また、アミノ酸からの糖新生や脂肪組織における脂肪分解を促進します。

このような酵素産生能力はすばらしく自分たちが食べる物のほとんどが膵臓がつくる消化酵素のどれかをつかえばだいたい分解できます

もし膵臓の外分泌機能を失ってしまったら膵臓の酵素と一緒に食べ物を摂らないと飢え死にしてしまうかもしれません

内分泌機能を失ってしまったら糖尿病になるかもしれません
膵臓ありがとう

膵臓の手助けをするべく胃酸に対処するため、胃の次の十二指腸にもブルンナー腺というアルカリ性の液を分泌する細胞がいます。

小腸の十二指腸以外の部位にはこのブルンナー腺に似た腺は見つからないのですがそれは他の場所がこれほど危険にさらされることが無いからだといわれています。

ここでも内臓の連係プレイができているのですね

ちなみに膵臓のランゲルハンス島

ランゲルハンスはドイツ人のパウル・ランゲルハンスにちなんで命名されましたが。。

なぜ
「島。。。?しま。。?トウ。。。?

と思いませんか。
これは


の横長のものが膵臓です。

それで下の丸のピンク色が膵臓の内分泌性の細胞群です。ここから血液にインスリンやグルカゴンを分泌します。

膵臓を海?に例えるとすると島のように散在していることからランゲルハンス『島(とう)』なんですね。

しかも、英語で「島の~」はinsularといいます。

インスラー→インスリン

これは、インスリン自体が見た目が島っぽいことからつけられたんですね

つくったもん勝ちさが出てますがそういうものですね

意味を知れば考えが広がるし覚えられますね。
解剖学、生理学施療に大切ですが復習しないと忘れちゃいます。

覚えることは果てしなく続きます。。。。

今日も骨格屋のブログにお付き合い頂きありがとうございました
もりぞうでした(・◇・)ゞ。
=======================
川口のカイロプラクティック 骨格屋
https://www.kokkakuya.biz/
フリーダイアル
0120-598-249
埼玉県川口市川口3-2-1 リプレ川口一番街2F
予約受付時間/9:30~19:00
定休日/ 不定休
=======================

整体後に乳児死亡の件 カイロの手技は安全?危険?

こんにちは
骨格屋の井口です。

今日は少し重い話題ですが、
「赤ちゃんの免疫力を高める」
などとうたうNPO法人代表の施術後に
生後4ヶ月の赤ちゃんが亡くなった件について

個人的はこのNPOのこともこの代表のことも
この件ではじめて知りました。
ほぼメディアからの情報のみなので
不用意な発言は控えておきますが
映像をみるかぎり
よくこんな恐ろしいことをしていたな
と言う以外にありません・・・
しかも以前にも施術後になくなっているというのに

一部には母親に対する批判や
赤ちゃんに施術をすることへの批判
そしてカイロプラクティックや整体でおこなわれているような
頸をひねる施術に対する批判も出てきているようです。

いろいろな意見はあると思いますが・・・
この代表とは違い
しっかりとした医学知識をもって
赤ちゃんに施術をして
結果を出されている先生も確かにいらっしゃるので
一緒くたに批判するのはいただけません。

と言うことで
カイロプラクティックを標榜するものとして
脊椎へのマニピュレーション
(いわいるポキッと音がするような矯正)
の安全性について考えてみたいと思います。

批判の多くは
頸をひねる事自体の危険性
が大きく取り上げられていますが
ほんとうにその行為自体が問題なのでしょうか?

そんなことを言ってしまえば
世のお医者さんのおこなっている事、
たとえば投薬や外科的な手術など
すべて とっても危険なことですよね。

もし仮に医師免許がなくても誰でも手術が出来て、
DVDをみたり数日のセミナーで手術のやり方を覚えただけの人でも
手術をしてOKなんて事になったら・・・
ほかの人にも効果があったからというだけの理由で
知識の無い人が勝手に薬を処方できたら・・・

恐ろしくないですか?

そのときそんな危険な手術なんて事をするのはもってのほかだ!
薬でも命を落とす事がるんだから薬もよくない!

と手術自体や薬そのものを批判するでしょうか?

手術も薬の処方も医学部を卒業し、
国家資格に合格した医師が行っているから成り立っているわけで

手術そのものではなく
誰が手術をするのか?
どんなときに手術をするのか?
の方が重要だと思います。

つまり脊椎へのマニピュレーションでも施術者の能力
十分な医学知識を元に適応と禁忌を判断し、
必要なときには専門医の受診を勧める判断能力
それに
手技を行う技術の習熟度
がより重要ではないでしょうか。

知らないばっかりに
危険な手順や方向に手技をおこなえば
危険なのは当たり前で
適切な範囲においての脊椎へのマニピュレーション
(ポキッとなる施術)は
極めて安全であると言う報告は多数あります。

そしてカイロプラクティックにおいては
WHOが提示している教育の基準があり、
4200時間つまり医師と同等レベルの専門教育
が必要とされています。

とはいっても日本には法的な整備がなく
基準を満たしたカイロプラクターはごく一部
現在カイロプラクターを名乗っている人の人数は
定かではありませんが3~4万人いるそうですが
WHOの基準を満たしているのは
そのうち約700人
確率にして約2.3%~1.7%です

もちろんこの基準を満たしていなくても
ものすごい医学知識をもっていて
卓越した技術をもっている先生は
たくさんいらっしゃいます。

がそういう先生方も
残念ながら全体からみれば
やっぱりごく一部になってしまいます。

本来は法整備などがある事が望ましいと思いますが
現状ではありませんし、すぐにできそうにもありません。

今回の件のように事が起こってからでは
取り返しのつかないこともあります。

ぜひ信頼できる施術院をお選びください。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
=======================
川口のカイロプラクティック 骨格屋
https://www.kokkakuya.biz/
フリーダイアル
0120-598-249
埼玉県川口市川口3-2-1 リプレ川口一番街2F
予約受付時間/9:30~19:00
定休日/ 不定休
=======================

鼻呼吸は高性能の空気清浄器。鼻呼吸のすぐれた効果とは 

皆さんこんにちは骨格屋の増田です。
暑い夏も過ぎ、鈴虫などの声も聞こえてきます。

今回は「鼻呼吸のすすめ」についてです。

いきなりですが皆さん呼吸していますか?
もちろんですよね。
それでは、きちんと鼻呼吸していますか?
 うぅ・・・

早速ですがみなさんの「口呼吸度」チェックをしてみましょう。
呼吸は無意識に行うものですから自分が口呼吸であることを意識している人は意外に少ないのではないでしょうか?
一つでも当てはまるようなら口呼吸をしている可能性があります。

1)無意識のうちに口が半開きになる。
2)出っ歯である。
3)唇が乾燥している。
4)朝起きると喉がヒリヒリする。
(これは口呼吸の重要なサインです。)

いかがだったでしょうか?結構、口呼吸の方は多いと思います。
(医学博士である西原克成先生の口呼吸チェック表を参考にしています。)

それではなぜ口呼吸がいけないのでしょうか?
まずは理想的な鼻呼吸をもとに説明していきます。

鼻には2つの大切な役割があります。
一つは嗅覚、そしてもう一つは呼吸です。

(今回は呼吸の説明のみです。)

鼻の中は線毛(せんもう)という細かい毛と粘液腺を備えた上皮によって覆われています。ここで空気中に漂っている雑菌、チリ、ホコリ、ゴミなどが捕まえられます。いわば精巧なフィルターの役割を果たしています。

こうして運び去られた異物は鼻から排出される場合は鼻汁となり喉側に流れた場合は痰(たん)になります。

このようにして体内に入り込もうとした有害な異物を体外に排出しているのです。
(因みにこれは肺でも同様で気管から気管支が線毛上皮で覆われているため異物をとらえて痰として排出します。)

更に空気は鼻の中に入ると体温で温められます。
これは外界の気温と体温との温度差を調整する役割を果たしており、マイナス数十度の極寒地でも肺や気管がしもやけにならずに済むのはこのためです。

しかし肺や気管にダメージを与えるのは冷たい空気だけでなく、乾いた空気も肺にとっては好ましくありません。鼻呼吸することで加湿までしてくれるのです。

つまり鼻呼吸することで、
1)雑菌やチリ、ホコリなどをガードするフィルターの役割
2)温度調整もしてくれて、
3)更に加湿までしてくれる。
この綺麗な空気を肺まで届けてくれています。
24時間年中無休しかも電気代がゼロ!!あんたはエライ!!

口呼吸では雑菌やチリやホコリ、加湿されていない空気をそのまま肺に送りこむことになり、その空気が体中に回るとしたら…
口呼吸の方は毎日これを行っているわけです。
(因みに現代医学で原因不明とされる免疫病を口呼吸に由来する「口呼吸病」と呼んでいる先生もいます。)

このように鼻は呼吸のために極めて性能の高い装置ですよね。鼻だけでなく人間の体って本当に素晴らしく、うまく出来ているし文句も言わずに本当に有難いと思います。

皆さん健康のために最新の空気清浄機を入れている方も多いと思いますが、一番性能がいい空気清浄器である鼻呼吸を加えて体内に綺麗な空気を取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後まで骨格屋ブログを最後まで読んで頂きありがとうございました。
=======================
川口のカイロプラクティック 骨格屋
https://www.kokkakuya.biz/
フリーダイアル
0120-598-249
埼玉県川口市川口3-2-1 リプレ川口一番街2F
予約受付時間/9:30~19:00
定休日/ 不定休
=======================

昨晩食べたコラーゲンで翌朝素肌にハリと潤いでぷるぷる!?

こんにちは、山田です(*^^)v

よく「昨日コラーゲンを食べたから朝お肌がプルプル~♪」とか「コラーゲンを食べたからといっても体内で分解されてどこに使われるかわからないから意味ないよ」という声を聞きますがはたして真偽はいかに!?

たしかに実際は摂取したところでコラーゲンはたんぱく質なので、体内でアミノ酸に分解されその一部が体内のいたる所にあるコラーゲン質(膠原線維)に再合成されるのはわかります。

一日でお肌プルプルになる(なっていると感じる)のはたんなる気のせいなのかプラシーボですかね?

コラーゲン加水分解物の摂取は、紫外線B波(UVB)照射によるダメージを受けた皮膚のバリア機能や弾力性(ハリ)に効果があることが、マウス試験の結果、示された。株式会社明治のChisato Oba氏ら同社研究チームが報告した。UVB照射は皮膚に深刻なダメージを引き起こす。コラーゲン加水分解物およびコラーゲンペプチドが皮膚機能に効果があることは、in vivoおよびin vitroの試験において示されていたが、UVBですでにダメージを受けた皮膚への効果についての検討は、ほとんど行われていなかった。Photodermatology, Photoimmunology & Photomedicine誌2013年8月号の掲載報告。

研究グループは、UVB照射を行い皮膚のバリア機能および弾力性が障害された無毛マウスに、コラーゲン加水分解物を与える実験研究を行った。

具体的には、マウスの背側皮膚にUVBを単回照射(20mJ/cm2)もしくは複数回照射(10~30mJ/cm2、週3回を6週間)し、コラーゲン加水分解物を経口にて投与した。両群マウスについて皮膚測定と組織検査を行い解析した。

主な結果は以下のとおり。

・対照マウスにおいて、単回UVB照射は、経表皮水分蒸散量と表皮過形成の増加、および皮膚角層水分量の減少などの皮膚バリア機能障害を引き起こした。

・コラーゲン加水分解物の投与は、有意に経表皮水分蒸散量と皮膚肥厚を減少し、皮膚角層水分量を増大した。

・UVB複数回照射は、対照マウスにおいては皮膚の弾力性と皮膚のヒアルロン酸を減少したが、一方でコラーゲン加水分解物を投与したマウスにおいては、経表皮水分蒸散量の増加および皮膚角層水分量の減少のいずれをも有意に抑制し、皮膚の弾力性と皮膚のヒアルロン酸量を改善した。
ケアネットより~(健康情報サイトですごく勉強になります!登録してみてください!)
と、一応マウスでの実験では、皮膚バリアの機能障害への改善が見られています。(ヒトでの文献が見つけられませんでした)

だからといってコラーゲンばかり摂取するのも栄養が偏りますので効率よくとるには、やはりバランスが大切だと思います。

コラーゲンには、体内で作れない必須アミノ酸のトリプトファンが含まれず、たんぱく質として再合成されません。肌のハリには有効ですが、美肌のためには青魚(良質な脂質も含まれます)などを主に食事でたんぱく質をとりましょう。
他に一緒にとると良いとされているのはビタミンC、※エラスチンです。

※エラスチン(英: Elastin)とはコラーゲンの線維を支える役割を持つ線維であり弾性線維とも呼ばれる。ヒトのエラスチン含有量は、項靱帯で約78~80%、動脈で約50%、肺で約20%、真皮で約2~5%を占める。(ウィキペディアより)

エラスチンは単独で摂取するのは難しいためサプリメントで補うとよいでしょう。

そして一緒に食べないほうが良いのは、糖質、質の悪い脂質です。
糖質は、高血糖状態のときにコラーゲンが糖化してしまい、そこに結合するはずの線維芽細胞が結合できなくなるので、逆に張力が保てず肌のハリがなくなってしまいます。

脂質の方は、揚げ物などの高脂肪食をとり過ぎると、善玉ホルモンの※アディポネクチンが減少して、コラーゲンやヒアルロン酸の合成を低下させてしまいます。

※アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌される分泌蛋白である。血中濃度は一般的なホルモンに比べて桁違いに多く、μg/mlオーダーに達する。作用としては、インスリン受容体を介さない糖取り込み促進作用、脂肪酸の燃焼、細胞内の脂肪酸を減少してインスリン受容体の感受性を上げる作用[1]、肝臓のAMPキナーゼを活性化させることによるインスリン感受性の亢進、動脈硬化抑制、抗炎症、心筋肥大抑制など、多彩である。

お肌のハリや潤いのほかにも、骨を丈夫にしたり、傷が早く治ったり、つめや髪の毛にもよいとの報告もあります。
目安は2ヶ月くらいとり続けると効果が現れてくるとのこと。

やはり体内に入ったコラーゲンは、すぐに効果が現れるわけではないのですね。
分解吸収されて、再構築されてから、体の隅々まで届くので、バランスの良い食事にコラーゲンサプリメントをプラスしたり、食事に1品コラーゲンの多い食材を加えると継続して摂取できると思います。

これからの季節は乾燥の季節。カサカサになる前に食事を見直してみましょう.。゚+.(・∀・)゚+.゚

今日も最後までお読みいただきありがとうございました(⌒-⌒)
=======================
川口のカイロプラクティック 骨格屋
https://www.kokkakuya.biz/
フリーダイアル
0120-598-249
埼玉県川口市川口3-2-1 リプレ川口一番街2F
予約受付時間/9:30~19:00
定休日/ 不定休
=======================

胃の痛みの原因は本当にストレス?ピロリ菌原因説を考える

こんにちは骨格屋の秋の足音がきこえてきました担当のもりぞうです

さて前回の「胃潰瘍は不安からくる。。。?」の続きです

前回のおさらい
胃潰瘍はストレスや大きな病気などで入院している患者に起きやすく精神的なストレスが胃潰瘍の原因ではないかというのが一般的な認識として長く理解されていました

実際脳と腸は繋がっていてお互いに影響し合っているのは間違いありません

その結果胃潰瘍には精神安定剤を処方する医師がほとんどだったのです

しかし、精神安定剤で胃潰瘍が治るということにはありませんでした
そして、いろいろな研究がありましたが胃潰瘍と不安やストレスを完全に結びつける証拠もありませんでした

また病理学者は人間の潰瘍病変には細菌がいるのを発見していましたがそれを無視しがちでした
でも細菌にしてみると腸管上皮にできた穴に住み着く絶好の機会を逃す手はありません

腸管の上皮はそれ自体が感染にたいする防護壁なので潰瘍部分は細菌からすれば身体の防御システムをやぶる突破口です

1984年に最初の観察を行ったのはB.Jマーシャルという人だったそうですが(実際はその前からあったそうですが)、その細菌を注意深く観察した研究者たちがいました。

その研究の結果細菌は潰瘍によってたまたまできた穴に一時的に住み着いているわけではないということがわかったのです

なぜなら、もしそうならたまたまそこにいた細菌は全て飛び込むはずだから様々な種類の細菌がいるはずです

ところが、潰瘍のできた胃や十二指腸で発見されたのは必ずと言っていいほどヘリコバクター・ピロリ菌が存在していたのです

この関係さえつかめればヘリコバクター・ピロリ菌が潰瘍を引き起こしている真犯人であるといえそうです

まさに放火犯を追跡する刑事のようですが逮捕までにはそれほど時間はかからなかったようです

今では潰瘍の大部分は脳からの指令による胃酸過多が原因ではないというのが通説です

潰瘍はヘリコバクター・ピロリ菌の感染症状の1つです

ピロリ菌は胃の塩酸にさらされても死なない珍しい生物ですので、胃潰瘍の治療にはピロリ菌を根絶させることも含まれているのです

ピロリ菌はウレアーゼという酵素を出します。ウレアーゼは胃の中の尿素を分解してアンモニアを作り出しますアンモニアはアルカリ性なので胃の中の酸を中和してしまうので強酸性なのですがそれでも生きていけるわけです

治療は適切な抗生物質と胃液の酸をなくす薬を併用するそうです。理由ははっきりとはわかっていないらしいのですが胃の内部が酸性でない時の方が抗生物質に弱いそうです

治療では約9割以上の菌に効果があるらしいので胃潰瘍に関してはメンタルクリニックなどに行くよりは早く寛解します

放置すれば潰瘍から腸管出血が起こると知らないうちに重篤な貧血状態になってしまうこともあるし、潰瘍がさらに広がると腸管に穴が開き穿孔を起こす可能性もあります

腸管穿孔は緊急の治療を必要として、もしも迅速に孔を塞ぐことが出来なければ命に関わることもあります

塞ぐことができても感染症があるためリスクはかなり高くなります
なので潰瘍は侮れない状態ではあります

このように医学の進歩はとてもありがたいことですが、このピロリ菌は小児の腸にはほとんどありませんが高齢者になると逆にほとんどの方の胃や腸に存在します

しかし全員が胃潰瘍になるわけではないしピロリ菌がいなくともなる人もいます。

人はロボットでもないし同じ人でも千差万別です。
人が健康に生きるということは沢山の要素が絶妙なバランスで在るのだと思います。

西洋医学だけでは原因不明でよくならない人もたくさんいます。そんな方々に徒手医療で何かサポートできればと思い骨格屋では日々知識と技術の研鑽をしておりますので何かお役に立てれば幸いと思います。

今日も頑張ります

本日も最後まで骨格屋のブログをご覧いただきありがとうございました
もりぞうでした(・◇・)ゞ。
=======================
川口のカイロプラクティック 骨格屋
https://www.kokkakuya.biz/
フリーダイアル
0120-598-249
埼玉県川口市川口3-2-1 リプレ川口一番街2F
予約受付時間/9:30~19:00
定休日/ 不定休
=======================