片足立ちが20秒未満の場合脳卒中のリスクがあるかも。

こんにちは、山田です(o^∇^o)ノ

あなたは片足立ちで何秒立っていられますか?
20秒もたない場合は、もしかすると脳卒中のリスクがあるかもしれませんよ!(゚∇゚ ;)エッ!?

片足で立つのが難しいということは、既に脳内で軽度の脳卒中や出血が生じている可能性があり、さらに深刻な脳卒中を起こすリスクが高いという。
「片足で立つときに不安定さがみられたり、歩行に問題があったりする場合は、脳の異常や精神機能低下のサインである可能性があるため注意が必要だ」と、研究の筆頭著者である京都大学大学院医学研究科、ゲノム医学センターの田原康玄(たばらやすはる)准教授は述べています。
思考力や記憶力の低下との関連も認められたとのこと。

認知機能低下・脳小血管病・脳梗塞などにつながる脳の異常を早い段階で発見するために、片足立ちテストが使えるかもしれません。

ではテストしてみましょう(⌒∇⌒)
目を開けたままで、片足で20秒立ってみてください。。。。。。。。。。。。。。。

どうでしたか?立っていられましたか?

これまでに歩き方や身体能力を脳卒中リスクと結び付ける研究はありましたが、田原准教授らは、脳の健康の指標として片足立ちできる時間の長さに着目しました。

アメリカ心臓協会のStroke誌に論文掲載された研究では、女性841名・男性546名の被験者(平均年齢67歳)に、目を開けたまま片足で立ってもらい、バランスをとっていられる時間(上限60秒)を計測しました。
計測は一人の被験者につき2回行われ、良い方のタイムを分析対象としたそうです。
MRIで脳小血管病の検査を行い片足立ちのタイムと併せて分析した結果、20秒以上片足立ちができないことと脳小血管病(特にラクナ梗塞や微小出血などの自覚症状のない梗塞)とが結び付けられました。

片足立ちで20秒立てなかったのは以下のような人でした、、、
・2つ以上のラクナ梗塞がみつかった人の34.5%。
・ラクナ梗塞病変が1つみつかった人の16%。
・2つ以上の微小出血がみつかった人の30%。
・微小出血が1つみつかった人の15.3%。

全体として、脳小血管病が見つかった被験者は高齢で、血圧が高く、頸動脈が狭窄している傾向があったのですが、それらの因子について補正した後も、ラクナ梗塞や微小出血がある人ほど片足で立っていられる時間が短かったとのことです。
また、長時間片足で立つことができない人には、記憶力・思考力検査のスコアが著しく低い傾向も認められたとのこと。

片足で立つことの難しさと加齢に強い関連があることも判明。年齢が60歳以上になると、片足立ちの時間が明らかに短くなったとのことです。

米ノースショア・LIJヘルスシステム(ニューヨーク州)のRichard Libman氏は、脳の深部にある微小血管の狭窄や閉塞から、小さな脳卒中や微量の出血が起こることがある。このような脳卒中は精神機能低下や認知症の主な原因となり、歩行やバランスの困難、転倒との関連も認められている」と説明しています。

この検査は高い費用も技術も必要とせず、簡単な方法で脳卒中と認知機能低下のリスクを早期に判断する材料となり、さらに検査が必要かどうかのスクリーニングに使えると期待されています。

~~まとめ~~

脳小血管病は脳の小動脈の動脈硬化により、血液がスムーズに流れなくなることにより起きます。
予防には、食生活や運動により高血圧や脂質異常症(高脂血症)、動脈硬化を防ぎ、心臓血管系の健康を保つことが重要です!

年齢とともに発生率は上がり、認知障害とともにバランス感覚などの運動能力の衰えも、潜在する脳小血管病のサインであることが考えられます。
高血圧などの不安要素がある人は、片足で何秒間バランスをとっていられるか、一度試してみるとよいかもしれませんね( ´∀`)つ

今日も最後までお読みいただきありがとうございました.。゚+.(・∀・)゚+.゚
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施術者のミタテ~臨床上いかにして問題を発見しているのか~

こんにちは、骨格屋の山田です

新年最初の話題は、普段私達が皆さんの状態を臨床上いかにして問題を発見しているのかを簡単にですが紹介したいと思います(家政婦のミタっぽい題名ですいません汗

見立てとは?

私達が施術前に皆さんのお話し(問診)を聞くのは皆さんの持つ問題(症状など)が今どのような状態にあるか、どこに、どのようにアプローチをしていけば良いのかという情報をまずは大まかに推測するためです。(これを見立てといいます)

ですので、この問診による情報ですぐに原因組織やアプローチの場所を結論づける訳ではありません。
あくまで問題を絞り込むための材料となります。
この後の色々な検査で評価を行い客観的なデータを集めて問題を見極めていきます。

問題をしぼりこむための質問

具体的な質問の例として
解剖学的な部分での質問は「どこが?」。
生理学的な部分での質問は「どのような?」。
運動学的な部分での質問は「どうしたとき?」。

「どこ?」で示す場所が・・・

指で指し示す場合は局所痛で骨折・関節・筋が原因の疑いがあり、手のひら全体を広げてさするような場合は神経や関連痛でそこに原因組織がない可能性が疑われます。

「どんな?」で表現されることは・・・

安静時にズキズキする痛みがあれば炎症が疑われ。
動かない・感じない・しびれるは神経の損傷が疑われ。
動かしたときズキッとする鋭い痛みの場合は炎症か筋の過緊張の疑い。
キリッとする痛みや可動域の最後の方の痛みは関節の疑い。
重だるいような感じは、深部の筋や関節や椎間板が疑われ。
時間差で症状増悪や改善がある場合は靭帯が疑われる。

「どうしたとき?」では・・・

どのような動きをしたときに症状がでるかがヒントになります。
筋肉が縮んだ時に痛むのか、伸ばされた時に痛むのか、圧迫されたときに痛むのかでもヒントになります。

また心因性が原因の場合は、嫌なこと(ストレスに感じるもの)を頭に浮かべたときに症状が誘発されることがあります。

レッドフラグ=禁忌症状を見極める

構造的な問題を判断する時は、まず症状が特異的でリスクの高いレッドフラッグと呼ばれる禁忌症状=脳・神経のものかを先に判別していきます。
脳や神経に問題がある場合、動かない(動かしにくい)、感覚が無い、しびれる、などの神経症状特有の症状が出現します。緊急の場合はその場で病院をガイドします。

神経に問題がある場合の評価は神経学検査で筋力テスト、腱反射、知覚テスト、などがあります。

原因組織を見つける

関節や筋に問題がある場合の評価は関節可動域の最後(エンドフィール)の可動性の評価や、運動検査(自動運動、他動運動、等尺性抵抗運動検査)、関節副運動テストなどがあります。
場合によってこの他にスペシャルテスト(カイロプラクティック特有の検査)や整形外科検査等を行ない、より詳細を突き詰めていきます。

本当に大事なこととは

こうして問題を起こしている原因組織を見つけていきますが、大事な所はそこではありません
大事なのは、なぜそこに問題が発生したのか?なぜ問題が繰り返されるのか?なぜ良くならないのか?など、そこに問題を起こさせた根本原因は何なのかを突き止めることだと私は思います

ただ人間の身体は単純ではありません、状態によっては色々な問題が複雑に絡み合い何とか心身のバランスを保っていることが多いので、問題解決までに時間が掛ることが多いと思います

対症的にその場で「楽になった」としても、根本原因が変わらなければきっとまた同じ症状に悩まされますが、根本原因の改善をすると再発しにくくなるに違いないと思います。これが本当に「良くなった」状態だと思います

「楽になる」と「良くなる」では似ているようで違うのです

カイロプラクティックケアで「楽になる」の向こう側にある「良くなる」を一緒に目指していきませんか

最後までお読み頂きありがとうございます

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健康診断受けていますか?その2 「検査結果の読み方」

みなさんこんにちは、東口店の山田です

今回は「検査結果の読み方」です。
検査結果が出てその場で医師から数値を聞いても後で忘れることってないでしょうか

検査結果の数値を読んでセルフケアのヒントにしましょう

検査結果には、「基準値」というものがあります。これは健康な人を集めて検査した結果の平均値であるため個人差がありますので絶対にこの範囲でなければいけない的なものではありません。

企業診断の場合には、検査結果のほかに「総合判定表」が配られています。総合判定表は、一般的にA~Eで判定されることが多いです。
ご自分で検査結果を確認する時は、過去の検査結果と比較してご自分の経過変化をチェックしていくことが大切です。そのためにも毎年定期的に健診を受けることをお勧めします。

検査項目の基準値

身長・体重

BMI(体格指数)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出されます。
BMI指数:肥満25以上、普通18.5~24.9、やせ(低体重)18.5未満。

メタボリックシンドローム
健診では腹囲(おへその高さで測ったサイズ)を計ります。
これが基準値の男性85cm未満、女性90cm未満を超えていると「内臓脂肪型肥満」 と判定されます。これに加えて、高血糖・高血圧・脂質異常のうち2つ以上ある場合に 「メタボリックシンドローム」と判断されます。

○疑われる疾患:肥満の場合には、糖尿病・高血圧症・脂質異常症・心筋梗塞・痛風・脂肪肝など。
やせの場合には、甲状腺機能亢進、悪性腫瘍など。

視力検査

基準値は視力0.7~1.2

聴力検査

基準値は「異常無し」と表される。

胸部エックス線検査

基準値は「異常陰影なし」と表される。
肺に腫瘍や炎症などの病変があると白い影が写り ます。

血圧検査

収縮期血圧129mmHg以下、拡張期血圧84mmHg以下。血圧は常に一定ではなく、特に病院で測る場合は自宅で測る場合より10mmHg~30mmHgも高くなる傾向があります。
血圧が高めの方は毎日自宅で測定したほうが、血圧の変化を知るのに役立ちます。

血中脂質検査

1、総コレステロール
基準値:220mg/dl未満
2、HDLコレステロール
基準値:40mg/dl以上
血管壁に沈着する余分なコレステロールを回収して動脈硬化を防ぐ働きから「善玉コレステロール」と呼ばれています。
3、LDLコレステロール
基準値:120mg/dl未満
血管壁に沈着し動脈硬化の原因になることから「悪玉コレステロール」と呼ばれています。
しかし、「善玉」も「悪玉」も身体を維持するためにはどちらも必要です。
4、中性脂肪
基準値:150mg/dl未満

血糖値検査

血糖は血液中のブドウ糖のことです。健康であれば、食後に血糖値が上がると膵臓(すいぞう)からインスリンが分泌され、血糖値が過剰に上がらないようにコントロールされています。
1、空腹時の血糖値
基準値:100mg/dl未満
2、HbA1c
基準値:5.2%未満
血糖とヘモグロビンが結合したグリコヘモグロビンの値が「HbA1c」。これを調べることで、過去1~2か月の血糖の状態がわかります。

肝機能検査

1、AST(GOT)、ALT(GPT)
基準値:0~30IU/I
ASTは肝臓、心臓、筋肉にALTは主として幹細胞に存在する酵素です。どちらもたんぱく質を構成するアミノ酸を作る働きを持っています。
ALT>ASTの場合は慢性肝炎や脂肪肝が疑われます。
ALT<ASTの場合は肝硬変、肝臓がん、アルコール性肝炎、急性肝炎が疑われます。
2、γ-GTP
基準値:0~50IU/I
γ-GTPは肝臓の解毒作用に関係するたんぱく質分解酵素です。γ-GTPだけが基準値を上回っている場合は、アルコールの飲みすぎが考えられます。

貧血検査

1、赤血球数
基準値:男性400~539万/μl、女性360~489万/μl
基準値より低い:貧血や腎不全が疑われます。
基準値より高い:多血症が疑われます。
2、血色素(ヘモグロビン)
基準値:男性13.1~16.6g/dl、女性12.1~14.6g/dl
基準値より低い:鉄欠乏性貧血、慢性出血性貧血、腎不全などが疑われます。
基準値より高い:多血症、赤血球増加症などが疑われます。

尿検査

1、尿タンパク
基準値:陰性(-)
疑われる疾患:糸球体腎炎、糖尿病性腎症、ネフローゼ症候群、尿路疾患など。
2、尿潜血反応
基準値:陰性(-)
疑われる疾患:尿路結石、膀胱炎、糸球体腎炎、尿路腫瘍

参考文献:家族を守る 健康管理&応急手当ハンドブック

最後までお読みいただきありがとうございました

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健康診断受けていますか?その1 なぜ健康診断を受けるの?

みなさんこんにちは、東口店の山田です

みなさんは、定期的に健康診断を受けていますか
会社で受けている方が多いと思いますが、1年に1回くらいでしょうか

私は5年前に1年の内に2回も入院した苦い経験から、今でも大きな健康診断は1年に1回、その他に約3カ月に1回くらいのペースで血液検査をしています

それでは今回はなぜ健康診断を受けるの?というところから始めていきたいと思います

定期的に健康診断を受ける意味

・康診断を受ける前の気持ちとしては、「どこも悪くないのに受ける必要があるの」とか「もし何か見つかったら嫌だから受けたくないな」と感じている方が多いと思いますが皆さんはどうでしょうか?

・自分は健康だと思っていても実際には生活習慣病や他の病気が潜んでいるかもしれません
自覚症状がなくても進行していく病気は多いので、それらの病気の早期発見、早期治療をするために健康診断がとても有効です

・どんな病気でも早期発見・早期治療が大事ですが、一番大事なのは病気にならないように予防するということです
そのためにも、定期的に健康診断を受けることが重要です

健康診断の種類

・健康診断を受ければ、すべてが分かるという訳ではありません。検査の種類によって目的や内容などが異なります。受診する前に自分に適した健康診断を選びましょう。

特定健診

・みなさんは、なんらかの医療保険に加入しているはずですが、2008年4月からその保険ごとに健診が行われるようになりました。年度内に40歳から74歳になる医療保険加入者(本人)とその家族は、高齢者の医療確保に関する法律に基づいた「特定健康診査・特定保健指導」を受けることが義務付けられています。
これは内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)とその予備軍を見つけ出し生活習慣病を予防することが目的です。

・特定健診の目的は「生活習慣病」の予防なので健診後には「特定保健指導」が受けられます。
健診結果に応じて、「情報提供」、「動機づけ支援」、「積極的支援」の3段階にグループ分けされます。
指導を受ける対象者になると「生活改善プログラム」をもとにそれぞれ保健指導が実施されます。

・なお、会社で受ける企業健診や人間ドックを受けた場合も特定健診を受けたことになりますので、結果に応じて保険指導が実施されます。

企業健診

・労働安全衛生法で会社(事業主)は、従業員が健康で安全に働けるために健康診断を実施することが義務付けられています。
そのため年に一回の定期健診が行われているはずです。従業員の方にも健診を受けることが義務付けられています。

・万が一体に異常が見つかったときには、事業主は医師や保健師による保健指導を行ってもらい、従業員の健康維持や病状回復に努めなければいけません。

人間ドック

・なぜ「人間ドック」と呼ばれるようになったか皆さんは知っていますか?
初めは「短期入院精密身体検査」という名称でしたが、船が港の「ドック」に入って定期点検することから「人間も船と同じように、定期的に点検しなければいけない」という意味から「人間ドック」と呼ばれるようになりました。

・残念ながら人間ドックは医療保険の対象ではありません
そのため実施機関によって費用が異なります。
しかし加入保険によっては年齢などの条件を満たせば、一定額の補助が出る場合もありますので、事前に調べてみましょう

検診

・特定の疾患が心配な方や危険因子(がんなどの好発年齢、家族歴や性別)を持っている人を対象に実施されるのが、「がん検診」や「婦人科検診」です。
これらは発生部位ごとに、様々な検査を組み合わせて、異常があるかどうかを詳しく調べます。一般的な健康診断に含まれていないために、オプションで検査を受けます。

●検診の種類
・胃がん検診
・肺がん検診
・大腸がん検診
・乳がん検診
・子宮がん検診
・骨粗鬆症検診
・緑内障検診 などがあります。

背骨の健康診断

・カイロプラクティックには健康増進・維持・予防という効果もあります
「体が重だるい」「いらいらする」「疲れやすい・疲れが取れにくい」などはすでに半分不健康状態になっています
身体に痛みが出る前に背骨の健康診断をしましょう

次回は「検査結果の読み方」です。

最後までお読みいただきありがとうございました

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