痛みの意味とは?‐痛みがあっても正常で痛みがなくても異常⁉

みなさん、こんにちは(・∀・)つ
2週間ぶりの西口中北です

今日のブログは「痛み」について書いてみようと思います

みなさん、痛みに対してどんなイメージを持っていますか?

「痛い」=「悪い状態」というイメージがありませんか?

それに対し「痛くない」=「良い状態」というイメージもあると思います

でも、ここでちょっと考えてみてください

「痛い」と感じる時が、身体の状態が悪い時なのでしょうか?

なんだか複雑な話になりそうですが、少しずつ整理していきますね

まずは、「痛み」が何のためにあるかを考えてみましょう

「痛み」は、警告反応の役目をしています

「痛み」は、身体に異常が起きた時に、脳にその場所や程度を教えています

怪我をした時を例に挙げると、

まず、怪我をした瞬間に出る強い痛みで、身体のどの場所が怪我をしたのかを伝えます

その後、じわじわと出る痛みによって、どのぐらい損傷しているかを脳に伝えているのです

このように、「痛み」という感覚は、身体に出た問題を解決するための重要な役割をしています

最近では、病態としての慢性痛があることもわかってきたので、全ての痛みがこのような機能を果たしているわけではありません

それでも、「痛み」自体が悪いものではないことはわかってもらえたのではないかと思います

さて、これを踏まえて、人の身体の状態にはどんなケースがあるでしょうか(*^・ェ・)ノ

簡単に考えて、4つのケースが考えられます

1.身体に問題があって、痛みがある
2.身体に問題があって、痛みがない
3.身体に問題が無くて、痛みがある
4.身体に問題が無くて、痛みがない

この中で、1と4は正常な反応であることにお気づきでしょうか?

4については言わずもがなですね

では、1はどうでしょう?

身体に問題があったときに、痛みが警告反応として重要な働きをするのが理解できると、これも正常な反応であることがわかります

となると・・・・・・・・・、

2と3は正常ではない、つまり異常な状態となるわけです

それでは、この2と3のような時は、何が本当の問題なのか

痛みがあっても正常で、痛みが無くても異常な状態とはどういうことなのかそして、真の健康とは

迫りくる謎、そしてその後に来る意外な結末

川口発、制作費0円、超大作のクライマックスが、ついに次週公開

前フリをやり過ぎて若干不安になりつつ、また来週に続きます…

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川口のカイロプラクティック 骨格屋
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坐骨神経痛に、カイロプラクティックは何をしてくれるの?

神経痛のいろいろ

コンニチハ、みなさん!
今回は倒置法で始めてみた西口店中北です

今週は、先週のブログに対していただいたコメントの中で、「神経痛」という言葉が出てきましたので、そのことについて書いてみようと思います

みなさんは、「神経痛」という言葉がつくものをどれくらい知っているでしょうか?

例えば、「坐骨神経痛」「三叉神経痛」「肋間神経痛」「顔面神経痛」・・・
あれ一つだけ仲間はずれがいますね
どれが仲間はずれなのかは、以前のブログ 顔面神経痛の原因は顔面神経ではない!?を見てみてくださいね(*゚∀゚)っ

上記の中で、最もよく使われるのは「坐骨神経痛」だと思います

坐骨神経痛とは?

それでは、その「坐骨神経痛」を例にして、「神経痛」の解説をしていきましょう(・∀・)つ

そもそも「神経痛」というのは何なのかというと、一般的に「神経の走行に沿って出る痛み」のことを言います

坐骨神経というのは人体最長の神経で、腰骨の間から出てきた数本の神経が集まってできています。それが、ちょうどお尻の真ん中ぐらいで骨盤から出てきます。そしてたくさん枝分れして違う名前になりながら、太ももの裏面~膝裏~ふくらはぎ~足の先まで行きます

この神経の通り道の間で、何らかの障害によって神経が圧迫や損傷を受けると、神経痛として痛みを感じることになりますそれが「坐骨神経痛」ということになります。

「じゃあ、太ももの裏側が痛かったら坐骨神経痛ってことよね!」( ´_ゝ`)ノ

いえいえ、ちょっと待ってください

ここで、実は落とし穴がいくつかあるんです

1.神経痛は広い範囲に出ます

上にあるように、坐骨神経はお尻から出て足の先まで行きます。坐骨神経痛の原因として、その部分にある梨状筋という筋肉によって、圧迫を受けることがあります。そのような場合、痛みは圧迫を受けている部分から足の先まで(太ももの裏面~膝裏~ふくらはぎ~足の先)全てに痛みを感じます。
この感覚のわかりやすいものとして、肘の内側をぶつけたときに、手の先までビリビリッとした感じを経験したことはないでしょうか?それと同じ感じが足に出るということです
通常、神経が圧迫されると、そこから先の部分(胴体から遠い部分)にも痛みを感じます。なので、ピンポイントで痛みがある場合や神経ラインの途中だけに痛みがある場合(この場合は太ももの裏側だけという点)は、坐骨神経が圧迫を受けている可能性は低くなるのです

「あら、そうなの?でも、病院で「坐骨神経痛」って言われたわよん

2.「坐骨神経痛」は症状名

「坐骨神経痛」というのは、「坐骨神経が痛みを感じている状態」のことを言います。ということは、その痛みを起こしている原因については言及されていないということなんです(゚ロ゚;)エェッ!?
例えば、「椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛」と言われた場合、「椎間板ヘルニアが神経を圧迫して、坐骨神経痛が出ています」となるのですが、「坐骨神経痛」とだけ言われた場合は、「原因はわからないけど、坐骨神経が痛みを感じていますね」ということになります

「レントゲンとか撮っったけど、原因がわからないのかしらん?」?q|゚Д゚|p

3.原因はいろいろあります

坐骨神経痛の原因には、椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・梨状筋症候群・すべり症・分離症などいろいろあります
レントゲンで写るものは、基本的には骨です。
そのため、すべり症や分離症などの背骨の異常はある程度判断ができますが、椎間板や筋肉は写らないので判断が難しいのです
また、肋間神経痛のようにウイルスが原因の場合もあるので、原因を確定するためには、MRIなどのより詳しい検査が必要になります

「あたいの坐骨神経痛に、カイロプラクティックは何をしてくれるの?」川・ム・川ノ

4.カイロプラクティックは自然治癒力に働きかけます

ここはよく誤解されるところなのですが、神経痛だからといってカイロプラクティックの施術が特に変わることはありません
なぜなら、カイロプラクティックは症状に関わらず、一貫して背骨を評価して神経にアプローチするからです
すごく簡単に言うと、カイロプラクターは、背骨の異常が自然治癒力の発揮を妨害していると考えています。そして、それを正すのがカイロプラクターの役割です
自分の身体のことは自分の身体が最もよく知っているので、それが適切な判断をできるように補助するのがカイロプラクティックなのです
結果的に、その痛みが身体にとって不必要なもの、例えば誤った神経伝達により起こっていたもの
ならば、痛みは変わることがあります。過剰な筋肉の緊張が正されたり、損傷している椎間板への負担を減らすように身体が力学を変えることで、痛みが変化するような場合です
痛みが消えない場合は、その痛みは必要なものなのかもしれません
神経が正常に働いていて痛みを感じるということは、身体の異常を教えてくれているというわけです
例えば、日常的な座り方に問題があることを、身体が痛みで教えてくれている場合があります。そのような場合は、生活習慣の改善をすることが、痛みを除去するためには必要となります

骨格屋ではさらに、心地よさや痛みの除去を目的とした施術も併用していますので、様々なニーズにお答えできると考えています

みなさん、「神経痛」とカイロプラクティックへの理解は深まりましたでしょうか?

今週のブログの内容は複雑だったかもしれませんが、なんとかここまで読んでくれたみなさん、ありがとうございました( ´∀`)つ

では、また来週、25日の大安の木曜日(めでたい)にお会いしましょう

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どこが痛いですか?同じ腰痛でも人によって千差万別なのです

腰痛で痛いのはどこですか?

1週間ぶりのコンニチハ
みなさん、もう覚えてくれましたか?
西口店中北です

今週の休みに川越に行き、小江戸川越七福神めぐりをしてきました

久しぶりに6kmほど歩いて疲れたころに、近くの川でなんとカワセミを発見

水がきれいなところにしか生息しない鳥なので、写真も撮れてとてもラッキーでした

それでは、今日のテーマ「腰痛ってどこ!?」にいってみましょう

骨格屋には、腰痛を訴えて来院される方が大勢いらっしゃいます

ぎっくり腰のように急に痛くなった人、慢性的に痛む人、ズキッと強く痛む人、じんわりと鈍い痛みがある人など、さまざまな状態の方が来院されます

そんな中でも人によって大きな違いがあるのが、

「腰痛の場所」です

腰痛の場所

みなさんは「腰痛」という言葉を聞いて、どこら辺の痛みを想像しますか?

2001年に東京大学医学部の松平浩先生らが発表した論文によると、患者270名と整形外科医62名を対象にアンケートを行い、大まかに以下の4つのタイプに分かれたそうです

腰痛の最も下の部分が

1:骨盤の両脇の腰骨(腸骨稜)より上

2:骨盤の両脇の腰骨とお尻の下の線(殿溝)との中間より上

3:お尻の下の線より上

4:お尻の下の線より下

いかがですか?

みなさんが腰痛だと感じる場所で、最も下の部分を当てはめてみてください

ちなみに自分の感じ方では1番でした

整形外科医と患者さんの腰痛の場所の違い

では、この4種類の中で最も多かった回答はどれでしょうか?

患者さんと整形外科医の回答の割合が以下の通りです

患者さん           整形外科医
1:   62%               39%
2:   27%               48%
3:    9%               11%
4:    2%                2%

患者さんでは、骨盤より上の痛みを腰痛と訴える割合が高いのに対し、整形外科医はお尻までの範囲を腰痛と捉えている割合が高いという結果となっていますw(゚o゚)w オオー!

この結果から、患者さんの考える腰痛の場所と、整形外科医が考える腰痛の場所にズレがあると考えられます

一言で「腰痛」と言っても、人によって感じ方が異なるんですね

国による腰痛の場所の違い

また、これは国によっても違うんですΣ(‘◇’*)エェッ!?

例えば、イギリスでは、一番下の肋骨~お尻の線までが「腰痛」と捉えられ、ドイツでは、首~お尻の線までの「背部痛」に「腰痛」が含まれています(゚ロ゚;)エェッ!?

イギリスやドイツでは、お尻の痛みも「腰痛」と表現されるんですね

このように、「腰痛」のとらえ方は人それぞれなので注意しなければなりません

骨格屋ではこのような事を踏まえて、お話を聴く時間が長くなっています

お話をしっかりと聴くことで、現在の状況を正確に把握し、適切なプランとアプローチを提案していきますので、安心してご来院ください

それでは、また来週のブログをお楽しみに

毎週、火・木更新の骨格屋ブログでした~ヾ(´ω`=´ω`)ノ

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顔面神経痛の原因は顔面神経ではない!?それは〇○神経です

骨格屋ブログの読者のみなさまコンニチハ
西口店の中北です

今週は季節外れの暖かさで過ごしやすいですね
私も休日は雑草抜きにいそしんでます

それでは早速、今日のブログのテーマなんですが・・・

「顔面神経痛」

この言葉を聞いて、みなさんはどんなことを想像しますか?

「そのまんま、顔が痛いんじゃないの?」( ・Д・)

という方がほとんどだと思います

それでは、正解を見てみましょう・・・・・・

正解です

確かに顔が痛い場合、顔面神経痛と言われるでしょう

なんじゃそりゃと怒る前に、続きがあるので抑えてください

実は、人間の体には「顔面神経」という名前の神経があります

でも、この神経は顔の感覚とは関係ないのです(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

実際に顔の痛みを感じるのは「三叉(さんさ)神経」という神経なんです(゚ロ゚;)エェッ!?

痛みや触覚という情報は、神経を伝わって脳に伝えられています。また、筋肉を動かす情報も、脳から発信されて神経を伝わって、各筋肉に伝えられます

上記の「三叉神経」は、主に顔や角膜の感覚を脳に伝えるのと、咀嚼(そしゃく)筋と呼ばれる、口で物を噛む時に使う筋肉を動かす命令を伝えています

それに対して「顔面神経」は、舌の前2/3の感覚を脳に伝え、顔の表情を作る筋肉(目を閉じたり、眉間に皺を寄せる筋肉)を動かす命令を伝えます

ちなみに、舌の後ろ1/3の感覚は、舌咽(ぜついん)神経というまた別の神経が脳に伝えます

少し難しくなってしまったので、まとめてみましょう

一般的に
「顔面神経痛」=「『顔面の神経』が感じる痛み」=「三叉神経痛」

「顔面神経痛」≠「『顔面神経』が感じる痛み」

「顔面神経痛」という言葉をどこで区切るかによって、全く意味が異なってくるということですね

もし、「顔面神経の痛み」を「顔面神経痛」と言った場合は、舌の痛みになるわけですが、このような表現はあまりされないので、日常会話では「顔面神経痛」=「三叉神経痛」と考えて良いと思います

顔の痛みは、神経の直接的な障害から起こる場合もありますが、筋肉や関節の機能異常から起こる場合もあります

骨格屋はそれらの原因を追究して、ベストなプランを提案していきますので、安心してご来院ください(⌒-⌒)

それでは、週末に向けてラストスパートで乗り切りましょう

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ロキソニンのメリットとデメリット。長期服用は要注意です。

こんにちはもりりんです

今日も快晴で気持ち良いですね

さて、今日は痛み止めのお薬『ロキソニン』についてです。
名前を聞いたことがない方も内科で風邪をひいてかかったり整形外科で頭痛や腰痛で受診した際にもらったお薬の中に必ずといって良いほど含まれているはずです。(‘▽’*)ニパッ♪

ロキソニンの作用と効果

働きは炎症を鎮めて腫れや発赤、痛みなどの症状を抑えます。そして熱を下げる作用もあります。(´∀`)

ロキソニンは様々な痛みに広く用いられ、安全性も高く効き目も良いので医師も処方しやすく、骨格屋に来院された方も症状が強く出ていない方でも安心材料として服用している方も多くいらっしゃいます。

服用すれば痛みが軽減されるのでついつい長期的に服用してしまいがちですがロキソニンはあくまでも対症療法に過ぎません。(((( ;゚д゚)))

使用にあたっての注意点

ロキソニンは炎症や発赤を引き起こすプロスタグランジンという物質の生合成を抑制することにより鎮痛効果が得られます。

炎症に効果があるということは逆にいうとそれ以外の痛みには効きません例えば片頭痛の血管拡張によるもの、筋肉が過緊張することによって血流不足による痛みなどには効果はありません。

そして薬には作用と共に副作用もあります。
プロスタグランジンは痛みと関わりがありますが、もう一つの作用として胃の粘膜補修の為にも必要なものです。それを抑制するので粘膜の補修が十分ではなく胃が荒れてしまいます。

それにより二次的に胃腸障害などが引き起こされる場合があります。

最近ではロキソニンではなくボルタレンを服用されている方も多いですが同じですのでご注意ください。

ですから肩こりや腰痛などで使用している場合、薬に頼りすぎず痛みの程度で減量や中止を考慮する必要があると思います。

ロキソニン服用の継続についてももちろんお薬をいただいた医師と相談しながら
考えていくことをおすすめします。

痛みは原因ではなく結果です

炎症を起こすのは体内に細菌やウイルスが入ってしまったときや外傷による組織の修復など体を守っている証拠です。痛みも体があなたに体の変調を知らせています。両者とも生理的な反応であり人間が生きていくのに必要不可欠です。

薬で痛みを感じない生活は確かに理想かもしれませんが。
体の声に耳をふせずに耳を傾けてあげてください。

痛みを取り除くというよりもその痛みの原因となっているものを取り除くことが大切です。

骨格屋では痛みを取り除くだけでなくその痛みの原因となるもの(体の状態だけでなく体の使い方や生活)についてもアドバイスをさせていただいています。

来院された際に「痛み止めを飲まないと不安です。」とおっしゃっていた方も
「痛み止めの量が減りました。(。・ω・)ノ゙」という言葉や
「最近は痛み止めを飲んでいません。(*´ェ`*)」
と言う言葉を聞くととてもうれしく思います

気軽に飲める薬ではありますが、あくまでも薬なので空腹時の服用を避け、用法を守り他のお薬との飲み合わせはかかりつけの医師に報告してから服用してくださいね。

薬が無くても快適でポジティブな生活が一番ですもんね

それでは今週も骨格屋スッタフ一同精一杯みなさんのサポートをしていきます。

今週も読んでいただきありがとうございました。(・◇・)ゞ
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