ヘルニアは良くなる?カイロプラクティックのヘルニアへの効果

カイロプラクティックで椎間板ヘルニアはよくなるの?

皆さんこんにちは

先日、娘の幼稚園の運動会のリレーで
1年に1回の全力疾走をして
しっかり筋肉痛になっってしまった
骨格屋の井口です。

運動会は危険が一杯なようで
私は筋肉痛程度ですみましたが、
帰りには脚を引きずっていたり、
痛そうに腰を押さえていたり
帰るのが辛そうな人を何人か見かけました

ひどい腰痛といえばヘルニアを思い浮かべる方も多いと思いますが
今日はときどきいただく質問

「カイロプラクティックでヘルニアは良くなりますか?」

にお答えします

ヘルニアのいろいろ

っとその前にこれからお話しするのはヘルニアのなかでも
背骨と背骨の間にある椎間板のヘルニアについてです

実はヘルニアと言うのは
「本来あるべき所かろ飛び出した状態」
のことなんです。

ということで椎間板のヘルニア以外にも
脱腸といわれる鼠径(ソケイ)ヘルニアや
脳ヘルニア、横隔膜ヘルニア、腹壁ヘルニア・・・etc.
と聞き慣れない名前のヘルニアがたくさんあるんですヾ(=^▽^=)ノ。

っといきなり話がそれてしまいましたが

椎間板ヘルニアについて

ところで皆さんはヘルニアと聞くと
どんなイメージがありますか?

めちゃくちゃ痛い
足がしびれる
手術しないと治らない
一生のお付き合い
etc.

いずれにしても良いイメージがある方は
ほとんどいないと思いますが

以前は”飛び出してしまったヘルニアは治らないもの
(程度にもよりますが…)
と言われていたので
命に別状はなくても不治の病
というイメージを持っている方も多いと思います。

椎間板ヘルニアは自然に治る

ところが最近では(といっても結構前からですが)
椎間板ヘルニアが自然に治ってしまう
事があることがわかってきました

なんとそれもヘルニアのサイズが大きいものや、
飛び出したヘルニアがちぎれて離れてしまった様な
ヘルニアとしてはひどい方が
小さいヘルニアより自然に小さくなる確率が高いんです(゚∇゚ ;)エッ!?!

ということで日本整形外科学会診療ガイドラインの
椎間板ヘルニア診療ガイドラインでも
まずは手術よりも保存療法が基本とされています

ただし、膀胱直腸障害(排尿や排便などに支障がある事)
がある場合や保存療法でも症状が悪化する場合など
他にも手術が必要な場合ももちろんあります。
特に排尿、排便がない場合は
緊急手術の必要がある事もありますので注意が必要です。

椎間板ヘルニアへのカイロプラクティックの効果

で本題の、カイロプラクティックでは椎間板ヘルニアは良くなるの?

ということですが

程度にもよりますが残念ながらカイロプラクティックで
飛び出した椎間板を元に戻すことは出来ません。

辛い症状は改善できる可能性が十分にあります( ̄ー ̄)ニヤリッ。

どういうことかというと

椎間板ヘルニアとつらい症状の関係

辛い症状の原因が椎間板ヘルニアとは限らないんです(゚ロ゚;)エェッ!?!

詳しくは椎間板ヘルニアの実態2‐椎間板ヘルニアの典型的な症状は?
を読んでいただきたいのですが

医療技術の進歩、特にMRIによって
椎間板ヘルニア自体はっきり確認できるるようになりました。

レントゲンだけでは正確にわかりませんが、
病院でMRIを撮って先生に「椎間板ヘルニアです!」
といわれれば間違いなく椎間板ヘルニアです…残念ながら

その痛みやしびれが
椎間板ヘルニアからおこっているものではない
場合も多いんです(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?。

と言うことは
その痛みやしびれの本当の原因が改善できれば
椎間板ヘルニアがあってもつらい症状は改善できる
と言うことです。

実際に1995年にBoos Nらによって発表された研究(※1)
では年齢、性別、仕事などが同じで、
強い症状を訴える椎間板ヘルニアの患者46名と、
腰痛のない健康な46名の腰部椎間板を
MRIで撮影した結果
なんと腰痛のない人の76%に
椎間板ヘルニアの所見があったんです

つまり

椎間板ヘルニア ≠ つらい症状

と言うことにw(゚o゚)w オオー!

しかも

KuoとLohの研究で(※2)
腰椎椎間板ヘルニアの患者517人にManipulation(手技療法)
を行い77%の方に痛みの緩和が見られ
日常生活に復帰できたという報告が

そのほかにも椎間板ヘルニアの方の症状に対する
カイロプラクティックの有効性を示す研究は数多くあるんですよ

ということで椎間板ヘルニアでも
辛い症状を解消、緩和する事は多くの場合可能です!

あきらめる前に是非カイロプラクティックケアをお試しください
但しどこのカイロプラクティックを受けるかは
しっかり選んでくださいね

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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川口のカイロプラクティック 骨格屋
https://www.kokkakuya.biz/
フリーダイアル
0120-598-249
埼玉県川口市川口3-2-1 リプレ川口一番街2F
予約受付時間/9:30~19:00
定休日/ 不定休
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(※1)Boos N et al.Volvo Award in clinical sciences. The diagnostic accuracy of magnetic resonance imaging, work perception, and psychosocial factors in identifying symptomatic disc herniations.Spaine, Vol. 20, No. 24, 2613-25 1995
(※2)Kuo PP-F,Loh Z-C.Treatment of Lumbar Intervertebral Disc Protrusions by Manipulation 1987

椎間板ヘルニア手術すべきか!?10年後には全員が治る?

こんにちは骨格屋の北風小僧のかんたろうこともりぞうです

患者さんで腰痛を訴える方は多くいらっしゃいます。

なかには整形外科医から手術を提案されてどうしても手術を選択したくないという理由から骨格屋を訪れる方は少なくありません。

実際腰痛や坐骨神経痛に対してどれくらい外科的治療が有効なのでしょうか

椎間板ヘルニアは一般的に腰椎から出ている末梢神経(馬尾神経)が圧迫されて重度になると膀胱や直腸の働きに障害が起きている場合、脚の麻痺がどんどん進行している場合や様々な保存的な治療を行ったのに痛みが取れないために仕事や日常生活がままならない場合に手術の適応になります

そうなると手術が最終手段位のように考えられがちですが、その場合他の治療に比べて優位性がなければ文字通りの最終手段にはならないのですがその優位性は証明されていません

つまり、手術によっても最終的な問題解決にならないこともあります

脊柱管狭窄症ではどの神経が圧迫されているかによって手術の適応が判断されます

馬尾障害でも脚の症状があります。少し歩くと脚の痺れや痛みで歩行できなくなり休み休み歩かなければならなかったり、常時脚(特に足底)に痺れが出るなどの症状が一般的です。

手術により歩行時の症状は改善した症例は多いようですが、常時出ている痺れに関してはとれないことの方が多くその症状の消失を目的にされている患者さんにとっては慎重な選択が必要になります。

一方の神経根障害(神経根型)、いわゆる坐骨神経痛は保存療法が第一選択になります

ですので早急に手術をしなければならない特殊なケースを除けば、保存療法で直ちに改善しないからといって必ずしも手術を選択する必要はありません。

特殊なケースとは仕事の関係で2週間後に海外出張がありドクターとしっかり手術に関するメリットとデメリットを聴いてもなお、今すぐ手術を希望する場合などです。

一方椎間板ヘルニアでの手術対応には、自然経過も念頭に置いておきたいことです

我慢できないほどの痛みを除いて、椎間板ヘルニアの保存症例を長期的に観察した結果、4年以上経過した場合に症状が改善されている

つまり、自然治癒の傾向がみられるという報告があります。

福島県立医科大学の菊地臣一理事長兼学長が手術を勧めた事例で、それを拒んで退院された患者さんのその後を追跡したところ、10年後には全員が治っていたということもあったそうです

経年数を勘案しても大多数の方が保存療法で良くなってしまうという事実は十分考慮する必要がありそうです。

個人的にはもしそうであるならば重要なことはその状態に陥ってしまった原因がなんであるかを特定することが重要ではないかと思います

一般的には整形外科医の先生も手術をごり押しするよりも経過観察や手術をしても変わらないこともあるという説明をされている方が多いのでやはり患者さん自身で考え、自分にとってよりよい方向を選択するしかなさそうです

絶対的な答えはありませんがどちらの治療が自分がより納得して治療できるかを考えてみてはいかがでしょうか

本日も骨格屋のブログを最後まで読んで頂きありがとうございました

もりぞうでした(・◇・)ゞ。
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腰痛の原因とされる腰椎椎間板が関係する症状について。

こんにちは骨格屋の山田です

今回のブログは腰痛の原因について質問を受けることがあったので、原因の一つでもある椎間板についてまとめてみました

~腰痛の原因とされる腰椎椎間板が関係する症状について~
椎間板ヘルニアについては以前のブログ

ヘルニアは良くなる?カイロプラクティックのヘルニアへの効果

椎間板ヘルニアの実態1‐大きな誤解レントゲン写真に写らない

健常者の76%に無症状の椎間板ヘルニアがみられたという件

などを読んで頂ければと思います

私は椎間板ヘルニア以外の椎間板障害のことについてまとめてみました

椎間板って

椎間板はイメージ的にはバウムクウヘンの真ん中の穴にゼリーのボールが入っている感じで、コラーゲンから構成される膠原線維でできたバウムクウヘンのように多重構造になっている「線維輪」とゲル状でムコ多糖体でできている「髄核」で構成されています。(軟骨性の「終板」が上下を囲んでいます)
この構造は水枕が圧されてもつぶれず弾力性とある程度の可動性を持つように、髄核の流動性が圧の分散を行い脊柱の屈伸やねじれを可能にしています。

ヘルニア以外の椎間板損傷とは

椎間板と聞くと椎間板ヘルニアをすぐに思い浮かべると思いますが、椎間板の障害はヘルニアだけではありません。
椎間板内症障(※)や老化や過負荷による変性に外力が加わったことによる線維輪の損傷なども腰痛の原因となっています。
※椎間板内障症(変性症)とは?
腰痛で長く座ることができず、立ち上がるときも腰がすぐに伸びないことが繰り返されるとこれを椎間板変性症または椎間板内部障害症ともいいます。
まるで椎間板自体が痛みを感じるセンサーになったとも言え、 これは椎間板の髄核が脱出した椎間板ヘルニアとは違う症状です。

正常人における腰椎MRIの異常所見の頻度

腰椎のMRI検査で時折見つかる“異常”所見が、どの程度の臨床的意味を持つか明らかではない。この研究では、腰痛の既往がない20~80歳の成人98人を対象に腰椎MRIを施行し、高率に異常所見が見つかったと報告している。

腰椎MRlで全椎間板の5椎間に椎間板ヘルニアがあるかどうか、以下の所見を基に観察した。椎間板膨隆、対称性に椎間板が脊椎管内に膨れている。椎間板突出、局所的に非対称性に椎間板が膨れてる。椎間板脱出、さらに高度に椎間板が突出している。診断する放射線科医の予断を減らすため、これら98例のMRIに腰椎患者の異常所見のあるMRIを交ぜ合わせた。
その結果、98人中52%に少なくとも1椎間以上の椎間板膨隆が見られ、27%に椎間板突出が、1%に椎間板脱出が見られた。加齢と共に椎聞板膨隆の頻度は増え、椎間板突出は活発な肉体活動を行っている人に多く見られた。2椎間以上の異常所見は38%に認められた。その他の異常所見として線維輪欠損14%、椎間関節炎8%、脊椎分離、および脊椎滑りがそれぞれ7%に見られた。

参考文献N Engl J Med 1994 Jul 14;331:69-73

もうひとつ
ジョージ・ワシントン大学(ワシントン DC)の研究において、下記のような調査報告がなされています。

過去に、まったく腰痛を経験したことの無い人を、MRI検査において観察したところ、60歳以下の痛みのない人の1/5にヘルニアが認められ、半数の人に椎間板の膨隆が見られた。

又、60歳以上では、実に1/3の人に、椎間板ヘルニアが存在し、80%近くの人に、椎間板の膨隆が見られる。

これは、坐骨神経痛や腰痛症状を訴える痛みこそないが、椎間板ヘルニアをもつ人が、かなりの確率で存在している事を表しています。

つまり、椎間板ヘルニアや変性があっても必ずしも腰痛が起こるとは限らないということです。
ただし椎間板ヘルニアを持っていて、今は症状が無くても将来的に何らかの症状を起こす可能性もありますので、日頃のケアは必要だと思います。

カイロプラクティックでの椎間板へのアプローチ

一般的なカイロプラクティックでの治療は、問題となっている椎間板の圧を軽減させるように操作する方法(代表的なカイロプラクティックテクニックでは特殊なベッドを使用するコックステクニック)をとります。

このテクニックでは整形外科等で行われている全身的な牽引ではなく、問題部分を局所的に圧を下げるように操作をします。

また関節の機能障害(※)(俗に言う「骨のずれ※」)を正し、関節の可動性と神経機能を取り戻していきます
また、再発防止のため障害部分に負荷をかけないような生活環境についてのアドバイスなども重要な要素となります

※骨のずれ

関節の遊びが何らかの原因で障害を受けた状態が「関節の機能障害」で一般的言われている「骨のズレ」なのです。
※関節機能障害
関節の位置や筋肉、腱、靭帯の動きをモニターしている所を固有受容器といいます。
これに異常があれば、「神経の命令異常」が生じ、筋肉が正常に働かなくなり動作がスムーズに行われなかったり、骨を正常な位置に留めておくことが出来なくなります

最後まで読んでいただきありがとうございます

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椎間板ヘルニアの実態2‐椎間板ヘルニアの典型的な症状は?

腰椎椎間板ヘルニアについて

みなさん、こんにちは
西口店中北です

今週は先週のブログの続きで「椎間板ヘルニア」についてです

先週の冒頭に書いたように、骨格屋には「腰痛があって、椎間板ヘルニアがあると言われたんですが…」という方がよくいらっしゃいます

多くの方は、病院で椎間板ヘルニアの存在を指摘されたことで、腰痛が改善しないのではないかと不安になっているようです

でも、実はここにも常識を覆す落とし穴があったんです

それはいったい何なのか……………

腰椎椎間板ヘルニアの典型的な症状

実は椎間板ヘルニアの典型的な症状は下肢痛なんです

「えっ……。意味わかんないんですけど……。」(´-д-;`)

では、具体的に説明していきましょう

椎間板ヘルニアというのは、背骨と背骨の間にある「椎間板」というクッションの役割をするものが、膨らんだり飛び出ている状態を言います

この時に、背骨の中を通っている神経や、背骨と背骨の間から出ている神経を圧迫すると、痛みや痺れといった症状を引き起こすことがあるのです

さて、ここで問題となるのが、その圧迫される神経とは何なのかということです

椎間板ヘルニアが起こりやすい場所

椎間板ヘルニアが起こりやすい部分というのが、背骨の中でも何箇所かあります

腰で最も起こりやすいのは、5つある腰骨の中で4番目と5番目の腰骨の間で、次いで5番目の腰骨とその下の仙骨という骨の間になります

これらの部分で圧迫される神経は、実は太ももの裏側から足にかけての感覚を脳に伝えているのです

いわゆる坐骨神経というのは、これらの神経が集まってできています

もし、椎間板ヘルニアがこれらの神経を圧迫していると、太ももの裏側から足にかけての部分の情報が阻害されることになります

そのため脳では、神経が圧迫されている背骨の部分ではなく、足全体の裏面に焼け付くような痛みとして感じるのです

以上のように、ヘルニアが圧迫する神経が腰の感覚とは関係がないので、ヘルニアが腰痛を起こすとは考えにくいのです

椎間板の痛み

「圧迫された神経が腰痛と関係ないのはわかったけど、椎間板が飛び出てるのなら、それ自体が痛みを起こすんじゃないの?」(  ̄っ ̄)ムゥ

こう考えた人は鋭いです

以前は、椎間板には神経が通っていないので、痛みを感じることはないと考えられていましたが、現在では、椎間板にも神経が通っていて、椎間板からの痛みも存在することが知られています

「じゃあ、やっぱり椎間板ヘルニアが腰痛の原因なんじゃないの?」(-ε-)ブーブー

椎間板の大きさは、腰骨と同じくらいの大きさです

なので、もし椎間板が痛みを起こしているなら、かなり狭い領域で痛みを感じるはずです

おそらく、指で「ここです、ここが痛いんです!」と指せるぐらいの範囲です

でも、腰痛がある人の多くは、かなり広い範囲の痛みを訴えます

となると、その腰痛には他の問題も関係してそうですね

また、40代を過ぎると多くの人にMRIでヘルニアが見られますが、無症状の人が多いのも事実です

これらのことを合わせると、ヘルニアが必ず腰痛を起こすわけではないのです

椎間板ヘルニアと腰痛の関係

たとえMRIでヘルニアの存在がわかったとしても、今の腰痛とは何も関係がないのかもしれません

このような事実があるので、お医者さんも「ヘルニア=手術」とはならないのです

ではどうすればいいのかというと、負担の少ないものから消去法でやっていくのが良いのではないかと個人的には考えています

様々な療法がいろいろな角度からのアプローチを得意としているので、その中で自分にあったものを探してみるといいかもしれません

その中で、カイロプラクティックは、神経・筋肉・骨格からのアプローチを専門的に行っていて、身体への負担も少ないので、まずは受けてみられることをお勧めします

ヘルニアと言われても、まだまだ希望はあります

骨格屋と共に健康への階段を上っていきましょう

かっこよく決まったところで、また来週にお会いしましょう~(⌒~⌒)

ちなみに椎間板ヘルニアの実態1はこちらです。

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椎間板ヘルニアの実態1‐大きな誤解レントゲン写真に写らない

こんにちは西口店中北です

みなさん、お花見は行かれましたか?
川口駅前の西口公園の桜がすごくきれいなので、ぜひ見てみてください

それでは、さっそく今日のブログです

今日は「椎間板ヘルニア」についてです

骨格屋には、「椎間板ヘルニアと言われたんですが・・・」という方がよくいらっしゃいます

そのような方のお話をよくよくお聴きすると、多くの場合「腰痛で整形外科に行ってレントゲン写真を撮り、その写真を見てお医者さんに『椎間板ヘルニアがありそうですね』と言われました。」と話されます

そして、「ヘルニアがあるからしょうがない・・・」と腰痛を諦めている方までいらっしゃいます

でも、ちょっと待ってください

実はこの中には、大きな誤解があるんです

「えっ何それ」Σ(=゚ω゚=;)

まずは下の写真を見てください

これは、私自身の腰のレントゲン写真です

写真は腰骨を横から見た状況で、右側がお腹側、左側が背中側、上が頭で下が足になります

写真を見ると、白い部分と黒い部分の白黒写真なのがわかりますね

四角い白いものが「腰骨」の部分です

そしてその間に「椎間板」がある筈なのですが・・・

何かはっきりと形のあるものが見えるでしょうか?

「なんとなくボヤッとしたものはあるけど、形はわからないなぁ…」

…ということは………………、

そう椎間板はレントゲン写真では写らないんです

レントゲン写真は、放射線の透過性が低いものがあると、放射線が遮られるので白く写ります

そのため骨は白くはっきりと写りますが、それ以外のものはぼんやりと写ってしまいます

上の写真でぼんやりと白く見えているのは、筋肉などの組織が何層にも重なりあって放射線の透過性を下げているもので、何かの組織単独で写っているわけではありません

だから、「これが椎間板です」とは言えないのです

「じゃあ、病院ではどうやって判断しているの?」Σヾ( ̄0 ̄;ノ

通常、骨と骨の間の間隔を見て、その幅で判断しています

幅が短ければ、椎間板が押しつぶされていたり、変形しているかもしれないので、ヘルニアの可能性があると判断されます

しかし、これはあくまで推測なので、本当にそうなのかはわかりません

もしかしたら、ただ椎間板が圧縮されているだけで飛び出てはいないのかもしれないし、生まれもって椎間板の厚みが狭いだけかもしれません

「じゃあ、ヘルニアがあるかどうかはどうすればわかるの?」Σ(´д`;)

MRIでは、椎間板がはっきりと写し出されます

きっと、ヘルニアの疑いが強い場合は、お医者さんがMRIを勧めると思います

ようするに『椎間板ヘルニアがありそうですね』という言葉はそのまんまの意味で、「椎間板ヘルニアがあるかもしれませんね」という推測に過ぎないということなんです

ですので、ヘルニアという言葉を聞いてもあきらめないでください

何度も書きますが、レントゲン写真を撮っただけでは、本当にヘルニアがあるかどうかはわからないんです

じゃあ、MRIを撮ってヘルニアがあったら、もう手術で取るしかないの?(/TДT)/

いえいえ、まだヘルニアが腰痛の原因と決まったわけではありません

なぜか

その理由は………、また来週

椎間板ヘルニアの実態2 に続きます

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