ことわざ 『目くそ鼻くそを笑う』の意味がよくわかるブログ

こんにちは もりりんです。

今日は知ってそうで知らない豆知識をお送りします。

先日中北先生が『ドライアイ』についてブログを書きましたが、今日は『目ヤニ』について書きたいと思います。

では、いきなりですが一日あたり約二万回とは何の数でしょう?

1.呼吸の数
2.食べ物を食べるときの咀嚼(そしゃく)の数
3.腹筋が割れるために必要な腹筋の回数
4.まばたきの数

ということで、正解は。。。。。。。。。。。。。4.です。
最初に目ヤニについて書きますと言っているだけに勘の鋭い人はわかったと思います。

意識して普段からまばたきをしているわけではないのにこれほどの回数をしているんです。

まばたきの目的は、目に入ってくるごみを速やかに取り除き視界がクリアになるために行うことです。例えて言うと、車のワイパーのようなものです。

そのワイパーがスムーズに行えるのは、目の表面を覆う涙とまぶたの裏から出ているルチンといわれる粘り気のある成分のおかげです。

この両者がなければまばたきをするたびに目の表面を傷つけてしまい結膜炎やドライアイなどとてもぎこちないものになってしまいます。

このままドライアイの話をしてしまうと中北先生の二番煎じになってしまいますので話を元に戻したいと思います。

このまぶたワイパーをすると車と同じように端にチリや砂などがついた液体がフロントガラスの端に溜まります。人体で言うと目頭に目ヤニが構成されるのと一緒です。

でも、そうならないときもあります。
(*・ω・)ノそうならないとはどういうことかというと、目頭にある管は鼻に続いているのです。

ということは鼻に送られた目ヤニは鼻の中で『鼻ヤニ』=『鼻クソ』(以下鼻垢)になるんです。(下品ですみません。(*´ェ`*))

目と鼻が繋がるというのがイメージできない方は、こんなシチュエーションはなかったでしょうか。

ある日、感動的な映画を見ているとき感極まり涙を流している(彼氏or彼女)。そして、涙を拭くと思いきやおもむろに鼻に流れてくるものを感じたのでしょう「チーンッッ」と鼻をかむ。

このとき鼻から出るさらさらの液体は鼻水ではなく涙なんです。

では、基本的にどんな時に目ヤニや鼻垢になるのでしょうか。

一日を振り返ってみると、一番目ヤニが気になるときは朝起きた時ではないでしょうか。就寝時はごみが入らないので、まばたきはしません。

まばたきをしなければ、涙やルチンが鼻のほうに送られることはないので鼻垢にはならず、目頭のところに溜まりそのまま目ヤニになるんです。

目ヤニと鼻垢のこんな関係知っていましたか。

『目くそ鼻くそを笑う』という言葉がありますが、本当に的を射た言葉だったんですね。

今日は少し下品な話に感じた方も居たと思いますが、大切な健康のバロメーターですのでどうかご容赦ください。

また鼻垢が多いときはそれだけ、目からごみが排出されている証ともなるので目がアレルギー反応を起こしているかもしれないので、目にも違和感を感じる場合はかかりつけの眼科などで一度診てもらうと良いかもしれません。

今日も骨格屋のブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。

もりりんでした。(・◇・)ゞ
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ドライアイに悩む日々。目の保湿に関与「マイボーム腺」とは

皆さんこんにちは!骨格屋はないの中北です
最近深刻に悩んでいる事があります…
それは「眼」のこと!
ドライアイ、視力低下、
眼鏡のズレ…(それは鼻が低いからっ汗)

デスクワークに眼の疲れ・乾燥はつきものですよね…。
これをこうしたら解決する!!っというものがあれば苦労しませんが、なかなかありませんし…。
なにせ一生付き合っていく眼なので、何かあったらこわいです

今回は「ドライアイ」について少し調べてみました。
定義は
「様々な要因による涙液及び角結膜上皮の慢性疾患であり、眼不快感や視覚異常を伴う、
(目の表面の健康が損なわれている状態)』

を言うそうです。
つまり、カラカラに乾いた状態だけを言うわけではないんです。

眼の表面には常に涙腺から少しずつ涙液が出されていますが、
基本的には涙液の量が減るよりも、蒸発量が増えてしまう事の方が多いようです。

反対に涙の量が多いドライアイの症状もあります。乾燥の刺激などで過度に涙を出す事に反射的になってしまうようです。人によっては光に当たったり外に出るだけで涙がどんどん出てきてしまうこともあります。

眼の表面が乾いてくると無数の傷が付きやすくなり
角膜や結膜がはがれてしまうこともあります…(ノд・。)

涙に含まれる油分を放出するマイボーム腺のはたらきが弱くなると
涙成分の保湿量が減小してしまうようです。

<<マイボーム腺って聞きなれない?
それはまつ毛の生え際にあります。ここには小さな穴が空いており、油分を出して涙の成分と混ぜ合わせ蒸発を防ぐという重要な役割を持っています。(上下まぶたにあります)

マイボーム腺の画像

※日本眼科学会HPより抜粋

マイボーム腺の出口が詰まると、白く膨らみ異物感や不快感の原因にもなります。
白くポコっと眼のキワにおできが出来てる?と思った事が過去にありましたが、この腺のつまりだった様ですね…。

その他、病的に涙の量が減ってしまうものもあります。
明らかにおかしい場合は病院を受診して下さい。

病院での涙液の量をみる検査としてはどんなものがあるの?
ひとつには分泌量測定(シルマーテスト)というものがあります。
目盛りのついた白い濾紙(シルマー試験紙)を下瞼にはさんで、5分間でどれくらい濡れるかで涙の量を測定します。
こんな感じだそうです。(↓絵)

実際画像で検索したら、こんな感じの顔をした写真があってびっくりしました。下手な絵ですが、写真は本当にびっくりしますよ!

紙の濡れた長さが
5ミリ以下だとドライアイ
5~10ミリはドライアイの疑い
10ミリ以上は正常とされます。

さて、
どうしたら眼の健康を高められるのでしょうか。
ここが大事ですよね

一般的な解決法として挙げられているのは、

■まばたきを多く(目の表面全部に涙をいきわたらせる)
■休憩を入れる(30分に一度)
■加湿機で室内を乾かさない。
■まぶたを温める(涙を蒸発させにくくする油分を分泌するマイボーム腺がある)

■眼薬は適度に(点眼の回数が多すぎると、大切な自分の涙を洗い流して捨ててしまうことになったり、目薬に含まれる防腐剤によって角膜の表面を傷つけてしまったりする場合があるそうです。)

■暖房器具の風に当たらないようにする
■パソコンを見る目線を変える(画面は眼の位置より下方にする・眼の露出部を減らす)

■まばたきをする(通常まばたきは1分間に20回位ですが、画面凝視で4~6回位に低下し涙が蒸発しやすくなります。 読書では12回位、ゲームや電車の中での携帯画面を注視すると4回以下になるので注意です。)

■アイライナーでマイボーム腺を塞ぐ様にしてしまっている場合は改める。

決して、眼が疲れているけど「気合いで!」
…なんて乗り切ろうとしないで下さいね

眼と連動して頭痛や肩の張り感に悩まされている場合も、
「気合いで!」
…と無理せずに、お気軽にご相談下さい(^u^)エイエイオー

宇津見眼科医院(上記の特集を書いた方です)
はしだ眼科クリニック
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見ている世界は脳が作る-トリックアートと錯視-蛇の回転

こんにちは!東口店の中北です
今回のブログは、身体の不思議のひとつ、 「錯視」 について書いていきたいと思います。
ちょっと長いですが絵もありますので、楽しんで読んでください

いきなりですが…この絵はどう見えますか?
(注!!!! 画像を見ると目が回りますのでお気をつけて

出典:http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/

1、これがどうした
2、なんか動いてる?
3、ちょうキモイ

この図は「蛇の回転」と言われています。

みなさんテレビや観光地でトリックアートを見たことがありませんか
トリックアートは、人の目の錯覚を利用した芸術の一種です。
アートですので「錯覚を作り出す絵」をあえて書いて、私たちを惑わせて(失礼)くれているんですね!

「トリックアート」って「錯視」なの
完全なつながりがあるかどうかはっきり書かれた文章はありませんでしたが、「錯視」の定義としては、視覚の錯覚

錯覚とは「実在する対象の真の特性とは異なる知覚のこと」である

とされています。
カッコ良く言ってみたはいいですが、ややこしいですね
ただ、目の「錯覚」(視覚の錯覚)を利用している絵であることは確かなようです。

それでは「錯視」の説明を…(・∀・)(^∀^)
錯視の種類は、形、明るさ、色、運動の見え方など色々あるようです。。

錯視研究というジャンルもあり、今回は先ほどの絵の作者でもあり日本における錯視研究の第一人者である知覚心理学者 北岡 明佳(立命館大学文学部)教授の文献を主に参考にさせて頂きました。

参照サイト:北岡明佳の錯視のページ

錯視は、目の「機能」がおかしくなった、ということではありません。
「脳と視覚の受け取り方の違い」を私たちは「錯視」としてみているんです。

ちょっと詳しくすると…
目からの情報は、視神経(視覚の神経)で回収され、脳の後頭葉というところまでいき、その情報が整理・認識されて、やっと、「見える」ということになります。

ということは、目で動きのない静止画を見ていても、

脳が、その静止画の「色」・「形」・「絵の周りとの繋がり方」を勝手に付け足しして受け取っていたら…。
静止画でも動いているように見えたりしちゃうんですね

さて、先ほどの絵「蛇の回転」の解説です!

1の方
「俺見えない」という方もいるかもしれませんが、20人に1人の割合で見えない人がいるそうです。北岡教授によると、その傾向は、知能が高い・年齢が高い 方にあるようです。(見えるから知能が…っってわけではありません

2の方
一般的にはこう見えます
絵の細かい部分を凝視すると動いていない(静止画である)のがわかります。

3の方
目には衝撃的ですよね…。お食事中でしたらすみません。

このように、動きのない静止画でも工夫すれば動いているように脳が勘違いしてしまいます。

さらにこのジャンルは、ただ「面白い」だけではなく、「生活に応用されていることを改めて発見したので、ここに書いていきます。

身近なものには、「交通状態への応用」 がありました

・上り坂と下り坂への応用
道路を正面から見た時、上り坂が下り坂に見える(その反対も)

これを利用して「渋滞の緩和」をする研究がされているそうです!
完成すれば渋滞も怖くない!

もうひとつは、「イメージハンプ」(目的:速度抑制)
実際の「ハンプ」とは道路が▲に盛り上がっている部分を言い、乗り上げるとゴトゴト音がし、スピードを出している車の速度抑制の効果があるとされています

「イメージハンプ」は、トリックアートの立体絵のようなもので、
車道舗装の色や形を工夫した擬似的な凹凸のことです。

白で▲が書かれていたり、車線の端に斜めの線が入っているのもそうみたいですが、カラフルなものもありました。(私はまだ見たことはないです。車酔いで倒れているからかな(ノ◇≦。) ビェーン!!!?)

うるく日本放送より抜粋 沖縄タイムスの記事です。(http://098oroku.com/d2010-05.html

医療においては、「緑内障の早期発見」の為のプロジェクトがあるようです。
人の目の盲点における「消える錯視」を利用して検査を展開出来ないか?と研究されているとの事でした。

北岡先生の資料を参考にさせていただくと、

錯視研究が扱う範囲は、形の錯視(幾何学的錯視)のみならず、色、明るさ、補完、奥行きなど実に多様です。その膨大な知識は、医療、福祉、建築、交通、環境デザインなど、さまざまな領域に応用できる可能性を秘めています。しかし現在は心理学領域での基礎研究に留まっており、実用化が進んでいるとは言えません。

とのことです。

また、「なぜ起こるのか?」「脳の中で何が起こっているのか?」はいまだ解明されていないようです…。将来に期待!!ですね(^∀^)

期待したところで、また来週
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