こんにちは、山田です(o^∇^o)ノ
日本人の死因順位で心臓疾患は第2位を占めています。
心臓を取り巻く冠動脈が硬化して血液の流れが悪くなって引き起こされる狭心症や、血栓(血のかたまり)ができて血液が流れなくなって発症する心筋梗塞は、命にかかわる病気として知られています。
また、動脈硬化は脳血管疾患の原因にもなります。(死因第1位は悪性新生物で3位は脳血管疾患)
高血圧・糖尿病・高脂血症・喫煙はきわめて重要な動脈硬化の危険因子といわれていますが、これらの因子が重なると、心臓疾患になる危険度も相乗的に高くなってきます。
アメリカで行われた研究の例では、高脂血症で4倍、高血圧で3倍、喫煙で2倍に危険度が増しましたが、高血圧・高脂血症・喫煙が重なると16倍にも危険度が跳ね上がったとされています(((( ;゚д゚)))
このように動脈硬化は、様々な危険因子が複雑にからみ合って進行しますが、最近では、歯周病も大きな危険因子であることがわかってきましたノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!
歯周病によって引き起こされる動脈硬化のメカニズム
・歯周病菌の毒素を防ぐために生み出される炎症に関係する物質が血液中に入り、血管壁に作用して動脈硬化を促進する。
・歯周病菌の中に血小板を集める働きを持つ菌がいて、それが血栓をつくる。
心臓は最も感染しやすい臓器の一つです。
歯周病を患っている人は、そうでない人の二倍の確率で 心臓発作にあうとも言われています。
ちなみに歯周病は口腔内だけの病気だけではなく全身にわたって各所に炎症を引き起こすことがあるとのこと。
心臓疾患だけでなく糖尿病や前立腺炎、胎児の死亡、関節リウマチも、歯周病によって引き起こしやすくなることがわかっているようなので注意して下さい(((( ;゚д゚)))
しかし歯周病が関係する心臓疾患は予防することが可能です。
生活習慣の改善をはかり、歯周病や動脈硬化の予防に努めれば、心臓疾患の危険度を下げることができるのです。
シドニー大学の研究で、歯石を除去して歯周病を治療することによって、1年のうちに頚動脈の血管壁の厚み(アテローム性動脈硬化によるプラークの蓄積)が減少することが確認されています。
研究チームによると、この血管壁の厚みの減少は次の効果に反映されます:
・LDL(悪玉)コレステロールが30%減少する。
・4才若返る。
・BMI が8減る。
・収縮期(最高)血圧が 25 mm Hg 下がる。研究者は次のように述べています:
「今回の結果から、歯周病の治療の(有益な)影響が口腔内だけに留まらず体全体に及ぶことが示唆されます」
コーヒー、紅茶、緑茶には歯周病予防効果あるといわれていますが、歯周病を防ぐにはやはり歯と歯茎の間を歯ブラシで丁寧にしっかりと磨くのが重要です。
一番よいのは定期的に歯科検診を受けることと思います。
お口の中をいかに健康に保つかが心臓疾患予防への大きな第一歩ですね(^_^)
今日も最後までお読みいただきありがとうございました.。゚+.(・∀・)゚+.゚
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