花粉症の食事対策|アレルギーの原因になる油、予防する油

まだまだ寒い日が続きますが
そろそろ花粉も気になりはじめた今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、ここ数年、花粉症の症状はありつつも
毎年「もしかして今年は大丈夫かも」
なんていう淡い期待を抱いてしまう骨格屋の井口です。

今日は花粉症対策を食事から考えてみたいと思います。

とその前に、花粉症ってそもそも何?ということですが
植物の花粉が眼や鼻の粘膜にくっつくことで起こる
アレルギー反応による症候群です。

このアレルギーは現代病とも言われていますが、
現状ではほとんどの方が薬などでの対症療法と
マスクやゴーグルなどでの対策で何とかしのいでいます。

このアレルギーと関係があるといわれているのが油(脂肪)です。

油(脂肪)は大まかに3種類に分けられて
1.動物性脂肪(卵や牛乳、肉など)
2.魚介類の脂肪(さば、さんま、などのリノレン酸類)
3.植物性脂肪(サラダ油、ベニバナ油やコーン油などのリノール酸類)

この中でも花粉症に問題なのが3のリノール酸類です。

以前はコレステロールを下げたり血圧を下げ足りする働きがある
としてたくさん取られるようになりました。
サラダ油なんてとっても健康によさそうな名前ですよね!

が…その後の研究でとりすぎると悪玉コレステロールは減らしますが、
善玉コレステロールまで減らしてしまい、
結果的に動脈硬化を促進し心筋梗塞や血栓などを
起こしやすくなってしまうことがわかったんです。

しかもリノール酸の摂取量と
乳がん、結腸がん、前立腺がんの発症との間には
関連があるという報告もあるんです。

で、肝心のアレルギーとの関係はというと
ちょっと横文字が増えてしまいますが…

アレルギー体質の方はあるタイプのロイコトリエンやヒスタミン
といった物質が多く放出されています。

そしてあるタイプのロイコトリエンというのは
アラキドン酸から作られ、
アラキドン酸はリノール酸から体内で変換されて作られます。

つまりアレルギーを予防するためには
アレルギーの原因の元になるアラキドン酸の
さらに元であるリノール酸を減らすことが大切なんです。

ではリノール酸を多く含んでいる食品は?というと
サフラワー油・ひまわり油・綿実油・大豆油・コーン油・ごま油
などの他にも、
植物性マーガリン・植物性ショートニング・ドレッシング・マヨネーズ・
スナック菓子・鶏卵・落花生などなど

実際にはマーガリンやマヨネーズなどの加工品、調味料、スナック菓子
などの油分からリノール酸が過剰になる例が多いようですので
これらをひかえることが大切です。

また、他にもアラキドン酸の働きを阻止する
αリノレン酸を多く含む食品を食べるという方法もあります。

例えば オリーブ油、ホウレンソウ、タマネギ、緑茶、紅茶、のり、昆布、ひじきなどです。

オリーブ油は植物性ですが、
アラキドン酸阻害物質であるオレイン酸がとっても多く含まれているんです。

ということで植物油を摂ると同時に
これらの食品をたくさん摂れば、
悪い害が防げるということになります。

今回取り上げたリノール酸やαリノレン酸は
どちらも必須脂肪酸と呼ばれるものの一つです。

これは人間の生命維持のため必要なものですが
自分では作り出すことが出来ないので
必ず食べ物としてとらないといけないものです。

必ず必要なものでもそのバランスが崩れると
アレルギーの原因になることがあるんですね

ただこれらのバランスが崩れていても
実際には必ずアレルギーになるわけではないので、
他にも多くの要因があって食事だけの問題ではないと考えられます。

それでもバランスの良い食事というものはあり、
何より食事は自分でコントロールできるものですので、
試してみない手はありません。

私も早速出来るところから改善してみます!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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あくびの原因説のご紹介。結局結論は出てこずm(__)m

こんにちは骨格屋の3月は基本的に寒いものだと思っているもりぞうです

重要な会議中や学校の授業中についついあくびをしてしまい慌てて口を押えてごまかしたという経験はありませんか

そういう席では『ちゃんと話を聴いてない』とか『つまらなそうだ』と思われてしまうのが一般的な認識ですが自分自身運動会で徒競争のスタートラインに立った時や緊張するような場面でついついあくびがでることがあったので一概には本人の意識うんぬんではないのではないかと思っています

ということで今日はあくびのメカニズムです

従来、あくびが出る理由は脳の酸素不足のせいだといわれてきました。眠かったり、換気の悪い部屋にいると浅い呼吸が続き老廃物である炭酸ガスが脳に溜まります

そこで不要な炭酸ガスを追い出して新鮮な空気をより多く取り込むために深い呼吸をする。これがあくびの原理といわれています。

つまり脳のリフレッシュみたいなものでしょうか

ところが、この説で決まりかと思いきやどうやらそうもいかないみたいです

メリーランド大学の心理学者ロバート・プロビン氏は実験によって血液中の炭酸ガスや酸素濃度を変えてもあくびが増えたり減ったりという変化はないということを発見したそうです

これによって脳のリフレッシュ説は関係ない可能性が浮上しました

その上、羊水の中にいる酸素を取り込めないはずの胎児もあくびをしているという発見もあってさらに説が怪しくなりました

そのためか現在酸素説の他に脳の貧血を知らせる合図であるという説や長いくしゃみであるというちょっと理解しずらいような説も出てきました。もっとも有力とされているのは口を開けて顎と顔の筋肉を伸ばすことによって血管収縮と弛緩を促して疲れを和らげるという説だそうですがこれもまだ確証はないそうです

なかなか一筋縄ではいきませんね

余談ですがあくびってうつるように感じることはありますか?
一説によると同じ空間にいればみんながあくびをする姿が視覚的にとらえられるためにうつったように見えるだけで、気のせいということなんですが、これにも待ったがかかりました

前述の心理学者のロバート・プロビン氏の研究によると、映像や画像を見せたり音を聞かせただけでもあくびがうつるという結果が出たといいます

というのも学生にビデオを見せたときビデオの出演者があくびをしているシーンになると頻繁にあくびが見られたそうです

ということはあくびは一種の条件反射に近い行動なのかもしれませんね

さらにイギリスのスターリング大学のジェームズ・アンダーソン氏はあくびは親しい人の方がうつりやすいとしています。これは、無意識のうちにあくびをしている人に共感しているからということです。それとは逆に自己中心的な人ほどうつりにくい傾向があるということです

あなたはあくびがうつりやすいですか

と話はそれたまんまになってしまいましたが何かあくびの情報が入り次第おってご報告させていただきたいと思います
それでは、また

今日も骨格屋のブログを最後まで読んで頂きありがとうございました
もりぞうでした(・◇・)ゞ。
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発達障害10 「LD(学習障害)5つの特徴について」

こんにちは、山田です(*^_^*)

今回は、発達障害の10回目「LD(Learning Disorders(学習障害))の特徴」です。

LD(学習障害)では、本の音読でつまずいたり、文字が正しく書けない、計算に時間がかかるといった困難がみられます。
他には、自分の考えをまとめて話すことが苦手、手先や運動に不器用さを伴う場合もあります。

これは左脳の読み書きの中枢である角回などの問題で文字の「認知」に困難があるが、それだけではなく数の概念や、図形、空間の認知に問題がある場合もあるということになります。

またLD(学習障害)と併せてADHDや、発達性協調運動障害(自転車こぎ、ひも結び、はさみの使い方、縄跳び、ボール投げ、ドリブルなど手足を別々に動かす運動がうまくできない)の行動特性をもつ子もいます。

LD(学習障害)の特徴

1、音読が不得意
学校の授業などで教科書を音読するときなど、スラスラ読むことができず、1字1字たどりながら読んだり、音節で区切らずに、単語の途中で切って読んだりします。
読み間違いも多く、例えば「あ」と「お」、「め」と「ぬ」、「れ」と「わ」など、ほかには単語や行を飛ばして読んでしまったりします。

2、文字を正しく書けない
ひらがなの「れ」と「わ」の間違い、カタカナだと「シ」と「ツ」の間違いというように形の似ている別の字を書いてしまったり、また、「へ」と「く」のように90度回転させると同じ形に見える字を書き間違えたり、左右を裏返したような鏡文字を書く子もいます。
漢字になると、さらに困難になります。偏は正しいが旁(つくり)が違ったり、横棒や縦棒を1本多かったり、少なかったりといった誤りが生じやすいようです。
脳の機能の問題がひとりひとり違うので、つまずきの箇所はひとりひとり異なっていると考えます。

3、計算問題が不得意
小学校高学年になっても、簡単な足し算や引き算で指を使わなければならなっかったり、計算の途中で足しているのか、引いているのかわからなくなってしまったりします。暗算を苦手とする傾向があります。
筆算の方法などを一度覚えても、しばらくするとすっかり忘れてしまっていることが多いです。

4、図形の認知が困難
図形をみて同じかたちのものをみつけたり、同じ図形を書き写すことが困難です。
特に立体図形を読み取ることが難しく、見えない部分の想像ができない子が多いです。

5、文章問題が解けない
文章問題の場合、文章を読んで、問題の意味を理解するところから始めていきますが、LD(学習障害)だとこの段階でつまずいてしまいます。

次回は、発達障害11「LD(学習障害)の診断と治療と予後」です。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました(*^_^*)

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