なぜ、勉強したことを忘れてしまうのだろうか?

こんにちは骨格屋の増田です。

「私は記憶力が弱い」「覚えたのにすぐ忘れる」

こう嘆いている方いませんか?

今回は「覚える」ということを考えていきたいと思います。

「覚える」というのは実は厄介なものでそう簡単には覚えられるものではありません。

そして物事を記憶するには次のことが必要になります。
①一度どこかで見たことがある。
②理解している。
③反復し定着している。
④使いこなす。

この4つのうちすべてとは言いませんが、いくつかを満たしていなければ覚えられないし、覚えてもすぐに忘れてしまいます。

覚えるとはそれほど困難なことでもあります。

もし皆さんの中で覚えたいのに覚えられないというのがあったならばこの①~④のどれが足りないのかを見てみるといいかもしれません。
①から順に説明すると…

①一度どこかで見たことがある
例えば漢字などは英単語に比べてそれ程苦労しないで覚えることが出来ると思います。
なぜなら、たいていはどこかで見たことがあるからです。

ただいざ書けといわれると、正確に書けないだけなのです。

少し書く練習をすれば比較的楽に書くことが出来ます。逆に生まれて初めて見る字を10個覚えようとしてもなかなかうまくいかないものです。

覚えるということは、いったんどこかで見たものを、頭の中に定着させることでもあります。

②理解している。
理解していないものを覚えるほど苦痛なことはありません。
歴史でも時代の流れや因果関係などを理解していくと自然と覚えやすくなると思います。
全体を理解しているともし度忘れした時も思い出しやすいです。

③反復し定着している。
いったん覚えても人間は忘れる動物でもあります。覚えては忘れ覚えては忘れを繰り返していく中でようやく物事が頭の中に定着していきます。

つまり覚えられるかどうかは忘れることを前提に反復したかどうかによります。

最後に④の使いこなす。
いったん覚えたことを忘れない方法があります。
それは使ってみるということです。

数学でも覚えた公式を使っていくうちに自然と忘れなくなります。
法律でも経理でも様々な実践の場で使いこなしていくうちに忘れなくなります。

以上、「記憶」とは4つの条件のいくつかを満たすことによってはじめて覚えられるものであります。

もし皆さんの中で覚えたいのに覚えられないというのが、あったなら

この①~④のどれが足りないかもしれません。

最後まで骨格屋のブログを読んでいただきありがとうございました。
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花粉症の食事対策|アレルギーの原因になる油、予防する油

まだまだ寒い日が続きますが
そろそろ花粉も気になりはじめた今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、ここ数年、花粉症の症状はありつつも
毎年「もしかして今年は大丈夫かも」
なんていう淡い期待を抱いてしまう骨格屋の井口です。

今日は花粉症対策を食事から考えてみたいと思います。

とその前に、花粉症ってそもそも何?ということですが
植物の花粉が眼や鼻の粘膜にくっつくことで起こる
アレルギー反応による症候群です。

このアレルギーは現代病とも言われていますが、
現状ではほとんどの方が薬などでの対症療法と
マスクやゴーグルなどでの対策で何とかしのいでいます。

このアレルギーと関係があるといわれているのが油(脂肪)です。

油(脂肪)は大まかに3種類に分けられて
1.動物性脂肪(卵や牛乳、肉など)
2.魚介類の脂肪(さば、さんま、などのリノレン酸類)
3.植物性脂肪(サラダ油、ベニバナ油やコーン油などのリノール酸類)

この中でも花粉症に問題なのが3のリノール酸類です。

以前はコレステロールを下げたり血圧を下げ足りする働きがある
としてたくさん取られるようになりました。
サラダ油なんてとっても健康によさそうな名前ですよね!

が…その後の研究でとりすぎると悪玉コレステロールは減らしますが、
善玉コレステロールまで減らしてしまい、
結果的に動脈硬化を促進し心筋梗塞や血栓などを
起こしやすくなってしまうことがわかったんです。

しかもリノール酸の摂取量と
乳がん、結腸がん、前立腺がんの発症との間には
関連があるという報告もあるんです。

で、肝心のアレルギーとの関係はというと
ちょっと横文字が増えてしまいますが…

アレルギー体質の方はあるタイプのロイコトリエンやヒスタミン
といった物質が多く放出されています。

そしてあるタイプのロイコトリエンというのは
アラキドン酸から作られ、
アラキドン酸はリノール酸から体内で変換されて作られます。

つまりアレルギーを予防するためには
アレルギーの原因の元になるアラキドン酸の
さらに元であるリノール酸を減らすことが大切なんです。

ではリノール酸を多く含んでいる食品は?というと
サフラワー油・ひまわり油・綿実油・大豆油・コーン油・ごま油
などの他にも、
植物性マーガリン・植物性ショートニング・ドレッシング・マヨネーズ・
スナック菓子・鶏卵・落花生などなど

実際にはマーガリンやマヨネーズなどの加工品、調味料、スナック菓子
などの油分からリノール酸が過剰になる例が多いようですので
これらをひかえることが大切です。

また、他にもアラキドン酸の働きを阻止する
αリノレン酸を多く含む食品を食べるという方法もあります。

例えば オリーブ油、ホウレンソウ、タマネギ、緑茶、紅茶、のり、昆布、ひじきなどです。

オリーブ油は植物性ですが、
アラキドン酸阻害物質であるオレイン酸がとっても多く含まれているんです。

ということで植物油を摂ると同時に
これらの食品をたくさん摂れば、
悪い害が防げるということになります。

今回取り上げたリノール酸やαリノレン酸は
どちらも必須脂肪酸と呼ばれるものの一つです。

これは人間の生命維持のため必要なものですが
自分では作り出すことが出来ないので
必ず食べ物としてとらないといけないものです。

必ず必要なものでもそのバランスが崩れると
アレルギーの原因になることがあるんですね

ただこれらのバランスが崩れていても
実際には必ずアレルギーになるわけではないので、
他にも多くの要因があって食事だけの問題ではないと考えられます。

それでもバランスの良い食事というものはあり、
何より食事は自分でコントロールできるものですので、
試してみない手はありません。

私も早速出来るところから改善してみます!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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