発達障害10 「LD(学習障害)5つの特徴について」

こんにちは、山田です(*^_^*)

今回は、発達障害の10回目「LD(Learning Disorders(学習障害))の特徴」です。

LD(学習障害)では、本の音読でつまずいたり、文字が正しく書けない、計算に時間がかかるといった困難がみられます。
他には、自分の考えをまとめて話すことが苦手、手先や運動に不器用さを伴う場合もあります。

これは左脳の読み書きの中枢である角回などの問題で文字の「認知」に困難があるが、それだけではなく数の概念や、図形、空間の認知に問題がある場合もあるということになります。

またLD(学習障害)と併せてADHDや、発達性協調運動障害(自転車こぎ、ひも結び、はさみの使い方、縄跳び、ボール投げ、ドリブルなど手足を別々に動かす運動がうまくできない)の行動特性をもつ子もいます。

LD(学習障害)の特徴

1、音読が不得意
学校の授業などで教科書を音読するときなど、スラスラ読むことができず、1字1字たどりながら読んだり、音節で区切らずに、単語の途中で切って読んだりします。
読み間違いも多く、例えば「あ」と「お」、「め」と「ぬ」、「れ」と「わ」など、ほかには単語や行を飛ばして読んでしまったりします。

2、文字を正しく書けない
ひらがなの「れ」と「わ」の間違い、カタカナだと「シ」と「ツ」の間違いというように形の似ている別の字を書いてしまったり、また、「へ」と「く」のように90度回転させると同じ形に見える字を書き間違えたり、左右を裏返したような鏡文字を書く子もいます。
漢字になると、さらに困難になります。偏は正しいが旁(つくり)が違ったり、横棒や縦棒を1本多かったり、少なかったりといった誤りが生じやすいようです。
脳の機能の問題がひとりひとり違うので、つまずきの箇所はひとりひとり異なっていると考えます。

3、計算問題が不得意
小学校高学年になっても、簡単な足し算や引き算で指を使わなければならなっかったり、計算の途中で足しているのか、引いているのかわからなくなってしまったりします。暗算を苦手とする傾向があります。
筆算の方法などを一度覚えても、しばらくするとすっかり忘れてしまっていることが多いです。

4、図形の認知が困難
図形をみて同じかたちのものをみつけたり、同じ図形を書き写すことが困難です。
特に立体図形を読み取ることが難しく、見えない部分の想像ができない子が多いです。

5、文章問題が解けない
文章問題の場合、文章を読んで、問題の意味を理解するところから始めていきますが、LD(学習障害)だとこの段階でつまずいてしまいます。

次回は、発達障害11「LD(学習障害)の診断と治療と予後」です。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました(*^_^*)

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