太めの方が長生き?BMI25~35の過体重で死亡リスクが低下

正月気分はすっかりなくなった今日この頃ですが
個人的には今年初のブログですので・・・

あらためまして
皆様、あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします。

骨格屋の井口です。

さて、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は実家の神戸に車で帰省し
ばっちり渋滞を満喫してきました

年末年始といえば・・・
ついつい飲みすぎ食べすぎになってしまうのが
つらいところですが

実は昨年の10月から骨格屋のスタッフで
”BIM22計画”を始め
スタッフそれぞれ目標を設定したのですが
昨年中に目標の2.5kg増量を達成しました

2.5kg増量?
そんなの簡単でしょ!

という方も多いと思いますが
骨格屋では増量チームと減量チームに2:2で分かれました

なかなか体重が増えずに
すぐに落ちてしまう方も結構いるんですよ!

この勢いで年末年始さらに増量
と思ったのですが・・・

たいらげた食料はどこに行ってしまったのか
まったく体重に変化はありませんでした

そんな中
“やや太り気味のほうが長生きできる ”

という研究結果が(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?!

「JAMA」1月2日号に掲載された報告では
肥満は早期死亡リスクを増大させるが、やや過体重である場合は死亡リスクが低下することが国際的研究により明らかにされた。世界各国の成人を対象とした研究の結果には、顕著な一貫性がみられた

そうですw(゚o゚)w オオー!

ちなみに
過体重や肥満の基準はBMI(ボディ・マス・インデックス)という
体重(kg)を身長(m)の2乗で割った数字であらわされ

標準体重は BMIが18.5~25未満
25以上が過体重
30以上が肥満

とされています

こちらで計算できます。

このような結果の原因となった因子はいくつか考えられていて

・過体重の人は早めに医師の診察を受けるか、頻繁にスクリーニングを受けている
・ガイドラインに従って治療を受ける確率が高い
・脂肪そのものに心臓保護作用がある
・身体に対するショックからの回復力が高く耐性に優れている

などの可能性があるそうです

詳しい研究内容は

米国、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、中国、台湾、日本、ブラジル、イスラエル、インド、メキシコで実施された97件の研究の参加者288万人のデータを収集。
ボディ・マス・インデックス(BMI)に着目し、各研究のデータを統合した結果、標準体重の人に比べ、過体重の人は死亡リスクが6%低いが、肥満の人は死亡リスクが18%高いことが判明した。
最も軽度の肥満では標準体重に比べ死亡リスクが5%低かったが、最も重度の肥満では死亡リスクが29%高かった。

そうです。

関連と因果関係は似ているようで違うことに注意が必要ですが

”重度の肥満では早期死亡リスクが増大するが、
単なる過体重では増大しないことを強く示すものである”

とされています

ただやっぱり過度の肥満では
明らかに死亡リスクは高くなっていますので
注意が必要ですね

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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