こんにちは
毎年、テレビでシチューと風邪薬のCMを見ると冬を感じる
骨格屋の井口です
ところで風邪薬といえば少し前ですが…
市販の薬によると思われる
副作用の発表がありました
厚生労働省が平成19年から23年度の
5年間に報告された情報を公開したものです
https://www.pmda.go.jp/files/000144665.pdf#page=3
それによるとOTC(オーバーザカウンター=市販薬の事)
によると思われる副作用の報告数は
合計1220例
毎年250症例前後報告されていますw(゚o゚)w
主な薬の種類では
総合感冒薬(かぜ薬) 404例
解熱鎮痛剤 243例
漢方製剤 132例 で
そのうち死亡症例は合計24例
総合感冒薬(かぜ薬) 12例
解熱鎮痛剤 4例
漢方製剤 2例
また後遺症がのこった症例は合計15例
総合感冒薬(かぜ薬) 8例
解熱鎮痛剤 2例
カルシウム剤 2例
という事です
この症例の中には
医薬品による副作用との因果関係が不明なもの
も入っているようですし
調査会社のインテージによると
風邪薬だけでも2011年の市場規模(販売金額)は
約970億円との事なので
これらの薬が実際に飲まれている数を考えると
確率的にはかなり低いと思いますが
普通に薬局で市販されている薬でも
考えもしないような重大な副作用がありえる
ということは知っておいた方がよさそうです(゚ロ゚;)
中でも重篤な症例は
スティーブンス・ジョンソン症候群
アナフィラキシーショック
肝機能障害
などですが重篤化を防ぐには
副作用の早期発見が大切ですので
簡単に特徴的な症状を紹介しておきます
スティーブンス・ジョンソン症候群
高熱を伴って発疹・発赤、
やけどのような水ぶくれなどの
激しい症状が
比較的短期間に
全身の皮膚、口、粘膜に現れます。
詳しくはこちら↓
https://www.pmda.go.jp/files/000218910.pdf
アナフィラキシーショック
強いアレルギー反応でじんましんなどの皮膚症状や
腹痛や嘔吐などの消火器症状
息苦しさなどの呼吸器症状をおこし、
突然蒼白、意識の混濁などの
ショック症状が現れることがあります。
詳しくはこちら↓
https://www.pmda.go.jp/files/000231699.pdf
肝機能障害
その名の通り肝臓の機能が障害されて
倦怠感、食欲不振、発熱、黄疸、
発疹、吐き気・おう吐、かゆみなどが表れます
詳しくはこちら↓
https://www.pmda.go.jp/files/000240141.pdf
かぜなどの症状と似ていて区別がつき辛そうな症状も多いですが
おかしいな
もっとも風邪薬や解熱剤は症状を抑えるだけで
風邪を治してくれるわけではありませんので(゚∇゚ ;)エッ!?
一番大切なことは免疫力を高める事
そのためには
十分な睡眠と安静、水分補給などが大切です。
もちろん定期的なカイロプラクティックケアも大切ですよ!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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