運動神経はない!?誰でも運動神経は上げられるのです。!

こんにちは。もりりんです。

あなたは運動神経に自信がありますか?

いきなりですが、自信がある人もない人も運動神経ってどこから出ているか知っていますか?

実は運動神経は。。。。。存在しません。・゚(゚`Д)゙。
というよりも、そもそも運動神経という名前の神経はないんです。

運動神経の良し悪しは神経ではなく運動に関する脳の伝達システムや学習機能の優劣を指すものと考えると良いと思います。(。・ω・)ノ゙

具体的に言うと、運動神経が良い人というのは脳がイメージした動きやフォームをそのままスムーズに筋肉に伝えることができるということなんです。

基本的に運動を行う時に脳が電気信号として大脳皮質の運動連合野→運動野→脊髄→筋肉へと伝えていきますが、筋肉を動かす際には膨大な情報が必要です。

例えば、バスケットボールをシュートする時
・シュートのタイミング
・肘の角度
・手首を返す時の力加減
・視線
・膝の曲げ方
・ジャンプ中の姿勢
。。。。。。。。。。。。。etc
まだまだ色々な情報をもとにその運動に最適な動きの情報をやり取りし、制御しているんです

こんなたくさんの情報を動作するたびに情報交換を毎回行うのは脳も混乱してしまうので、ある程度の動きを自動化して動作の基本モデルを作ります。(以後、内部モデルとします。)

この内部モデルがいくつも蓄えられるのが小脳というところです。
小脳が関与しなくても脳の運動野だけで動作も可能ですが、動作を統合するのに時間がかかりぎこちない動きになります

極端にいうと、バスケ部に入部したての人が初めてシュートする時は、ぎこちなく運動野だけの動作。
3年間日々練習し、多くの試合に出場してきた先輩のシュートが小脳の内部モデルが多くある場合の滑らかなシュートになるわけです。

しかも、小脳の外側部赤核(せきかく)系では運動指令をモニタリングして、その運動に見合った運動指令を出力する内部モデルを小脳に形成するだけにとどまらず、運動を遂行するごとに内部モデルがより効率よく動けるように修正されていくのです(‘▽’*)ニパッ♪。

といことは、自分が運動神経がないと思い込み全く運動を避けてきた人は、今までに内部モデルが蓄積されていないので、運動自体がぎこちない動きになってしまうのです
逆にある程度までスポーツをしてきた人は、今まで培った内部モデルを使い、他のスポーツにも応用できるし滑らかな動作になるということになります。

ですので、一般的に言われている運動神経は変えることができるかもしれません

でも、注意点があります
例えば、ゴルフや野球の素振りを筋肉トレーニングかのごとく、ひたすらに考えずに行うことは内部モデルの形成にはなりません。
素振りの目的は正しいフォームを身につけることです。腕の角度や視線、方向などを考えながらゆっくりでも良いから行う。これが実戦での素早い動きの中での正しいフォームの体得に繋がるんです。

素振りを例に出しましたが、これは全ての運動の習得に繋がることことなので興味がある方は是非意識してみてくださいね。(☆゚∀゚)

今日も骨格屋のブログを最後まで読んでいただきありがとうございました
もりりんでした。.。゚+.(・∀・)゚+.゚
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