目の前の人はいったい誰だろう?顔だけに反応する顏細胞?

「あらこんにちは。」

「その節はどうも。」

「お元気ですか。」

「はい。元気です。

「では、また。

こんな会話の後。。。。

(今の誰だったかしら
顔は覚えてるのに名前が全然出てこなかったわ。)
なんて経験ありませんか?

どうも、もりりんです

このように、しばらく会っていなかった知人に会うと、名前は忘れていても、なぜか顔は覚えていることが多いですよね。

これは、記憶の仕組みに原因があるんです。

顔の記憶は、それを保存するための専用の場所があります。

そして実は、わたしたちは目の前の人が誰なのかということをまず、顔の違いで判断しているんです。

この顔認識の役割をしているのが大脳側頭部の紡錘状回(ぼうすいじょうかい)と呼ばれる場所です

脳を頭からカポッと外した時、ちょうど底面に当たるところの一部分です

この紡錘状回にある顔細胞と呼ばれる細胞の働きのためです。

この細胞は、顔の違いに特に強く反応して、今会っている人が「知り合いなのか初対面なのか」などを判断するための記憶に欠かせない存在なんです。

ですので、脳血管障害や事故による外傷で、この顔細胞がダメージを受けると、人の顔を見てもその違いが判断できなくなってしまうことがあるんです。

これを相貌失認(そうぼうしつにん)と言います。

でも、意外なことに相貌失認の患者さんは、顔の差はまったくわからないのに、身体や髪型、眼鏡などの違いはごく普通に認識できるんです。(゚ロ゚;)エェッ!?

驚きですよね。確かに顔細胞と言われるだけあります。

人の脳の仕組みってとても不思議です。

ちなみに、脳つながりということでこのお話とはまったく関係ありませんが、
『人の頭の良さは脳みそのしわで決まる。』って聞いたことありませんか?

確かに人間の脳のシワは猿に比べて多いようですが、

実は、イルカの脳の方が人間の脳よりもシワが多いんです。確かにイルカは頭が他の動物に比べれば良さそうですが、人間には劣ると考えるのが妥当だろうと思うので、しわの数と頭の良さは比例しないようです。

なんだか、つらつらと書いてみましたが、まだまだ人間の身体は不思議がいっぱいありそうです。

まだまだ勉強不足なので少しでも勉強して皆さんに還元できるように日々精進していきます。

今日も骨格屋のブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。

では、今週もはりきっていきましょ

もりりんでした。(・◇・)ゞ
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