夕方、仕事が終わる頃、、、
「どうも靴がきついわ。(´-д-;`)」「足が腫れぼったくて疲れた感じがする。ヽ(TдT)ノ」
と、思ったことのある方は多いのではないでしょうか。
どうももりりんです。
そんな時、すねの骨の付近を押して、皮膚がへこんで指を離してもすぐ戻らなければむくんでいる証拠です。
このむくみの正体は『水分』です。
まず最初に、心臓から動脈を通り、血液が体の隅々まで行き渡ります。さらに末端の毛細血管から浸み出る『水分』を通して、細胞に酸素や栄養を届けているんです。
用の済んだ『水分』は血液中にまた回収されて帰り道は静脈を通ってまた心臓に戻っていきリフレッシュされるという仕組みです。
説明が長くなってしまいましたが、この帰り道で滞ってしまった『水分』がむくみの正体です。
本来、静脈自体は流れがほとんどありません。
しかし、足の筋肉が血液の周りで乳搾りをするように伸び縮みすることで、血液が心臓に送り返されるというわけです。
この機能を乳搾りのようなのでミルキングアクションと言います。
ですので、立ち仕事の方やオフィスで一日中座り、動作の少ない事務員の方にむくみが起こりやすいんです。
また、男性よりも女性の方がむくみやすくなります。
理由は男性よりも筋肉量が少ないことや、女性ホルモンでもあるエストロゲンの血管拡張作用も影響しているのではないかと言われています。
愛知県立看護大の平井正文教授(血管外科)は女子大生の足の周囲を朝と夕方に測ってみると平均で足首で2mm土踏まずで4mm周囲が長くなっていたそうです。
中には、足首で9mm土踏まずで14mmも増していた方もいたそうです。。゜(´Д`)゜。
そこで、平井教授は以下のことを学生にしてもらいました。
90分の授業の間に20分間隔で、足首の屈伸を10回繰り返す運動をするか、10分間足を前に伸ばしてつま先を水平状態より10cm高くすることです。
これだけでむくみが半分程度に抑えられたそうです。.。゚+.(・∀・)゚+.゚
意外にもちょっとしたことで効果があるんですね。
また、何が一番効果的なのかという他の実験では、
1.膝の屈伸
2.足枕で足をあげる
3.青竹踏み
を事務員の方に仕事の休憩時間に二分間(一種類のみ)してもらい、何もしなかった場合と、足のむくみを比べてみると3つとも効果はあったのですが、
その中でも
1.膝の屈伸が一番効果が高かったそうです。
ちなみに
膝の屈伸 (-2.4%)
青竹踏み (-1.0%)
足枕で足を上げる(-0.6%)
だったそうです。それ以外でも帰宅後のふくらはぎのマッサージや入浴時ぬるめの湯に時間をかけて入るのも効果的だそうです。
ちなみに塩もみはあまり効果が無かったそうです。
(イメージとしてはきゅうりに塩をふって水分を抜く感じだと思います。)
むくみが気になる方は是非参考にしてみてください。以前にもむくみについて書かせていただきましたがもうちょっと具体的な方法と結果を紹介させていただきました。
足のむくみは心臓、肝臓、腎臓疾患でも症状として出る場合がありますので心当たりがある方や足が常にむくんでいて変動が全くない方は、内科や循環器系の医療機関での診察を受けてみるのも一つだと思います。
今日も骨格屋のブログを読んでいただきありがとうございました。
もりりんでした。(・◇・)ゞ
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