さて前回は
かぜの原因は「ウィルス」で
かぜをひくとでてくる症状はこのウィルスに対する身体の反応！ッてことでしたね！
最初から読みたい方はこちらからどうぞ
かぜにはとにかくかぜ薬？(1)薬で楽になっても治りが遅くなる
もう少しウィルスに対する身体の反応を考えてみると
熱は
ウィルスに感染するとウィルスをやっつけてくれる免疫力を援護する為に身体が熱を出します。（身体の免疫力は体温が低いより高いほうが活発になります！）
せきは
気管支にたまった痰を出したりのどからのウィルスの侵入を防ぐ為にせきが出ます。
クシャミは
鼻の粘膜がウイルスを敏感に察知し体内への侵入を防ぐ為にクシャミをします。
はなみずは
弱くなった鼻の粘膜を守ったり、ウィルスの侵入を防ぐ為にはなみずが出ます。
ということでかぜ薬を飲むと･･･
ウィルスをやっつけようとしたり、これ以上の感染を防ごうと必死にがんばっている身体の働きを止めてしまうことにw(°0°)w
実際に熱のある患者に解熱剤を使ったグループと使わなかったグループを比較した実験では平熱までの回復時間は使わなかったほうが42％も短くなるというデータもあります。
ただ熱やせきなどは体力も相当消耗させるので消耗がはげしい場合などに必要に応じて薬を使用していくことが大切ですね！
ということでこの話の始まりの
「ちょっとかぜっぽいのでかぜ薬飲んで早めに寝ま～す」
って言う場合は
「ちょっとかぜっぽいので栄養をとって、身体を温めて、かぜ薬は飲まずに早めに寝ま～す」
がいいですね(^0^)v
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